中堅証券株が大幅高、株式市場活況-水戸証ストップ高、松井証も高い

水戸証券、東洋証券、松井証券など中堅の 証券会社やオンライン証券の株価が大幅高となった。株式市場の活況が続くな か、株式手数料の増加が収益を押し上げるとの見方や、インターネットを通じ た個人投資家の取引増加が好感されて、買いが先行している。

午前9時46分現在の株価は、水戸証券が前日比100円(18.3%)高の647 円とストップ高(値幅制限いっぱいの上昇)、東洋証券は39円(8.1%)高の520 円、SMBCフレンド証券は72円(10.7%)高の747円、松井証券は62円(4.7%) 高の1378円。東証1部の上昇率で、水戸証券が2位、東洋証券は4位、SMB Cフレンド証券は7位。

水戸証券、SMBC証券などの株価の動きについて、東洋証券の椋目孝治 情報部長は「収益に占める株式委託手数料の比率が高いことで、株式相場の活 況が収益拡大につながるとの見方が出ている」と指摘。また、「水戸証券の値上 がり幅が大きいことで、株式取得に向けたファンドの投資資金が流入するので はないかとの観測も、一部の中堅証券株の値上がりを加速させているようだ」 と語った。

オンライン証券の株価について、丸八証券の細井克巳・企業調査部長は「株 式市場の活況をインターネットを通じた個人の取引の増加が支えていることで、 オンライン証券の収益が伸びると期待されている」とみている。

国内景気の本格的な回復期待を背景に日本株市場への投資資金の流入が続 くなか、29日に日経平均株価は2001年5月以来、約4年4カ月ぶりに1万3600 円台を回復。TOPIX採用銘柄の売買代金は3兆2647億円に達し、16年ぶり の過去最高を記録した9月9日の3兆1406億円を更新した。

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