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ドコモ社長:海外はアジア地域重視でアライアンス中心に展開へ

国内携帯電話最大手、NTTドコモの中村維 夫社長は29日の定例会見で、同社の海外展開に関してはアジア地域を重視し、海外 企業とのiモードのアライアンス(提携)を中心にするとの方針を示した。

会見で中村社長は、日本だけの市場ではなくなってきており、「特に端末のコス ト、基地局などを考えるとボリュームの時代にいよいよ入った」として、欧州中心に 行っているiモードアライアンスで、「共通端末を使ってコストを下げられないか と考えている」と述べた。

同社長は、次はアジアと見て、「ケースバイケースで若干の資本参加が必要であ れば考えたい」と語った。ただ、海外事業者の経営権を取得することまでは考えてい ない、としている。海外への投資は、「そう大きな規模のものにはならない」という。

グループ事業の再々編に関する一部報道に対しては、同社法人営業部門のNTT コミュニケーションズへの集約を「検討した事実はない」と答えたが、FMC(固定 電話と移動電話を融合させたサービス)に関しては、グループとして「協力できると ころはやる」と前向きな姿勢を示した。

イー・アクセスによる携帯事業の参入申請が行われたことについて中村社長は、 全国展開で3000億円の基地局設置の資金額に対して額としては少ないのではないか との認識を示した。イー・アクセスが他社の通信ネットワークを借りるローミングに ついては、「話は受けていない」と語った。ローミングする場合でも、期間、地域、 料金と条件面では厳しくなるとの認識を示した。

ドコモの株価終値は前日比1000円(0.5%)高の20万7000円。

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