「電車男」が利益もたらす、東宝が期末10円特別配-中間期は7割増益

邦画配給首位の東宝は27日、今期(2006年2 月期)の期末配当に特別配当10円を加えると発表した。上期に投入した映画「電車 男」や「ポケットモンスター」が好調で映画事業を中心に利益が膨らんでおり、株 主に一部を還元する。

期末配当は普通配5円を合わせて15円、中間配当は5円で年間配当は20円に なる。前期も20円配(うち特別10円)で据え置きになる。今期の従来予想は10円。 同時に発表した8月中間期の当期利益は89億9000万円と前年同期比で71%増加し た。期初予想を7月にいったん上方修正した80億円をも上回った。「電車男」「ポ ケモン」のほかに「交渉人 真下正義」といった映画が好調だった。

下期も現在公開中の「NANA-ナナ」などが順調としている。通期の当期利益は 7月に上方修正した100億円を維持した。前期比では34%増になる。

東宝の株価終値は、前日比15円(0.8%)安の1806円。一時9円(0.5%)高 の1830円まで上げ、連日で今年の最高値を更新した。

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