九州親和、愛知銀行など地銀株が大幅高、地価下げ止まり、景況感回復

20日の基準地価の発表で地価の下げ止 まり傾向が鮮明になり、景況感の回復がみられる首都圏や東海地方、九州地方 の銀行の株価が値上がりしている。午後2時35分現在、株価上昇率で九州親 和ホールディングスは3位、愛知銀行は4位に入っている。

九州親和HDの株価は一時、前日比76円(34%)高の297円まで値上が りした。また愛知銀行も一時ストップ高の2000円(16%)高の1万4150円 まで買い進まれた。

そのほか、上昇が目立っているのは、景気回復が先行している首都圏で横 浜銀行、千葉興業銀行、関東つくば銀行、常陽銀行など。万博と自動車産業の 好調が追い風となっている東海地方では中京銀行。九州では、長崎県を地盤と する九州親和HD、自動車関連業界の生産拠点の進出が話題になっている福岡 県の福岡銀行、西日本シティ銀行などだ。また関西では関西アーバン銀行が高 い。

リテラ・クレア証券の井原翼情報部長は「首都圏の銀行の株価の中にはす でに大幅に上昇してしまったところも多いが、地方の銀行株は出遅れている。 景気回復の兆しが徐々に広がってきたのを受けて、地方銀行の株価も値上がり してきた。不良債権の処理がほぼ終了した銀行は、今、前向きな事業に積極的 になっている。地域的な景気回復はまず銀行の株価に出てくると思っている」 と語った。

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