中国の百度をソニーBMGなどが提訴-音楽の無償ダウンロードで

ソニーと独メディア最大手ベルテルスマン の合弁会社ソニーBMGミュージックエンタテインメントと、米ワーナー・ミ ュージック・グループ、英EMIの音楽会社3社は、楽曲の無償ダウンロード に絡み、中国の検索サイト最大手、百度(バイデュ・ドット・コム)を相手取 り、北京の裁判所に訴えを起こした。

国際レコード産業連盟の地区法律顧問、リオン・メイシー氏が16日、香港 からの電話で語ったところによると、原告側はダウンロードサービスの停止を 求めている。訴訟の多くは7月に起こされ、最新のものはソニーが9月8日に 起こしたという。

サービス停止を命じられた場合、百度は中国のインターネット検索市場で 優位を維持するのがさらに困難になる、同社株は14日に、2人のアナリストが 割高感を指摘したことを受けて28%急落していた。アナリストらは競争激化と 著作権侵害の可能性を指摘していた。

EMIのニューメディア担当バイスプレジデント、チェン・フェイフン氏 は「百度の検索エンジンには違法な楽曲ダウンロードを可能にするリンクが埋 め込まれているため、同社を著作権侵害で提訴した」と述べた。

百度のデービッド・ズー最高業務責任者(COO)は訴訟が起こされてい ることを認めたが、詳細についてはコメントを控えた。

中国での音楽ダウンロードでの著作権侵害について音楽会社の調査を支援 するR2Gドット・ネット(北京)のジュン・ウー社長によると、中国には楽曲 の無償ダウンロードサービスを提供するサイトが7000サイト以上ある。これら のサイトは音楽会社から許可を得ず、違法に楽曲を配布しているという。

北京に拠点を置くハイテク調査会社、アナリシス・インターナショナルの エドワード・ユー最高経営責任者(CEO)は「百度のサイト利用の約28%は 音楽ダウンロードが目的だ。サービスができなくなれば、打撃になるだろう」 と述べた。

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE