コンテンツにスキップする

タイム・ワーナー:傘下AOLでマイクロソフト製品採用-資本提携も

米メディア・娯楽大手のタイム・ワーナー は、インターネット部門アメリカ・オンライン(AOL)で、ソフトウエア最大 手の米マイクロソフトの検索エンジンを採用する可能性がある。事情に詳しい 関係者が15日、明らかにした。これまでは米グーグルの製品を採用していた。

また関係者によると、より広範な提携の一環としてマイクロソフトはAO Lへの出資も検討している。出資の規模については明らかにしなかった。

合意が成立すれば、インターネット検索市場へのマイクロソフトの進出に 弾みがつく。6月時点で、同市場ではグーグルが56%、米ヤフーが22%のシェ アを握り、マイクロソフトは11%にとどまっている。

ネット検索業界をモニターするサーチエンジンウォッチ・ドット・コム(ロ ンドン)の編集長、ダニー・サリバン氏は、「マイクロソフトの問題は、力を 持っているにもかかわらず、検索市場でグーグルとヤフーの牙城を崩せないで いることだ」と指摘した。

タイム・ワーナーのリチャード・パーソンズ最高経営責任者(CEO)は 今週、株主のカール・アイカーン氏が示したケーブルテレビ(CATV)事業 のスピンオフ(分離・独立)と自社株買いの案も含め、複数の選択肢を模索す ると述べていた。タイム・ワーナー株は2001年1月にAOLが同社を買収して 以来、61%下落している。

マイクロソフトとタイム・ワーナーの広報担当者はコメントを控えた。グ ーグルの広報担当者、マイケル・メイゼル氏は「グーグルとAOLは健全な世 界的協力関係を結んでいる。AOLは引き続き、重要なパートナーだ」として、 それ以上はコメントできないと述べた。

15日の米株式市場で、タイム・ワーナー株は58セント(3.2%)高の18.50 ドルと買いを集めた。マイクロソフトは4セント(0.2%)安の26.27ドル。グ ーグルは53セント(0.2%)高の302.62ドルだった。

関係者によると、AOLとマイクロソフトはインスタントメッセージのサ ービスに互換性を持たせることや、オンライン広告を共同で販売することなど も協議している。両社の交渉についてはこの日、米紙ウォールストリート・ジ ャーナルが伝えていた。また、米紙ニューヨーク・タイムズはマイクロソフト による出資の可能性について報じていた。

--共同取材: Jonathan Thaw Editor:Antonelli, Merz

akinoshita2@bloomberg.net Editor: Kakuta 記事に関する記者への問い合わせ先: ニューヨーク Cecile Daurat (1)(212) 617-5938 cdaurat@bloomberg.net; 記事に関するエディターへの問い合わせ先: Cesca Antonelli (1)(202) 624-1949 fantonelli@bloomberg.net.

企業別ニュース:

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中 LEARN MORE