コンテンツにスキップする

全日空:中国路線を再編、日中交渉難航で-成田線増強・関西線減便

全日本空輸は15日、中国を中心としたア ジア路線を10月30日以降再編すると発表した。日中航空交渉の難航により中 国向け増便が難しいため、関西空港発着便を減便し、成田発着便を増やす。日 本航空(JAL)など競合他社が毎日定期便を飛ばしている成田・広州線を増 便することで、日本企業の生産拠点が多数集結する広州向け需要を取り込む。

関空発着便では上海行き路線を週14便から7便、大連行きを2便から1 便に、厦門行きを4便から2便に減らす。一方、成田発着便は広州線を現在の 3-5便から7便に、台北線を7便から10便に増やす。

全日空広報室の岩井善明氏によると、「これまで広州線を毎日飛ばせなか ったため1-2日間と短期の出張旅客が競合他社に流れていた」という。

また中部国際空港発着便も上海線を4便から7便に増強し、12月23日か らは週7便の台北線を新設する。

日本と中国間の航空輸送拡充のため今年1月から断続的に開かれている日 中航空交渉では、国内各地と上海間の発着枠を拡大したい日本側と、成田・羽 田との路線でなければ枠を拡大できないとする中国側との間で合意に至らず、 1、6、8月に開かれた3回の交渉はいずれも合意に至っていない。

この日の全日空の株価終値は変わらずの前日比365円。

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中 LEARN MORE