【個別銘柄】三菱重、藤和不動産、帝国電機、ファンケル、ヒロセ電機

株式市場の主な銘柄の動向は以下の通り。

三菱重工業(7011):4.9%高の344円。取引高を伴って一時5%超の 上昇となり、今年の最高値を更新した。筆頭株主として保有している三菱自動 車工業の株式が値上がり基調にあることから、保有株式の評価が高まっている との見方が買い注文を集めたようだ。

藤和不動産(8834):6.1%高の454円。株価は9月初めから20%以上 値上がりしているが、この日は、同社が13日に発表した下期のマンション販 売計画で再建進展の印象が強まり買いが優勢になったようだ。

帝国電機製作所(6333):14%高の1640円。2日連続ストップ高。L NG(液化天然ガス)プラントの世界的な需要拡大期待が広がっている。野村 証券金融経済研究所の田崎僚アナリストは13日付のリポートで、「プラント 向けモータポンプの売上高構成比は6割弱と推定され、プラント需要の増加は 追い風」と指摘。今期PER(株価収益率)12.9倍が中小型機械メーカーの 平均18.9倍と比較して割安であるとして投資判断「2」とした。

ファンケル(4921):2.9%高の5370円と52週高値を更新。主力の化 粧品を中心に足元業績が好調に推移しており、8月売上高は前年同月比

13.5%増だった。化粧品事業では「洗顔パウダー」や「マイルドクレンジング オイル」が好調。また、栄養補助食品関連事業では「コエンザイムQ10」や 「α-リポ酸」といったサプリメントが売れた。これにより8月までの累計売 上高は前年同期比9.1%増となった。

ヒロセ電機(6806):3.3%高の1万3660円。携帯電話最大手のノキア (フィンランド)が13日、7-9月期の1株当たり利益(EPS)予想を上 方修正したことを受けて、ヒロセ電が供給する携帯電話向けのコネクタの需要 拡大が期待された。

東京製鉄(5423):2.1%高の1525円。愛知県に製鉄所を新設すると の報道を受けて、取引開始から買い注文が先行した。

中外製薬(4519):0.2%高の2190円。一時、7.1%高の2340円まで 買い進まれ、2002年10月の日本ロシュとの合併以降の高値を更新した。主 力の腎透析関連治療薬「エポジン」や抗がん剤などの販売好調で今後も安定的 に成長できるとの見方が多い。また05年12月期の年間配当を24円に6円増 配するとの一部報道も好感されたようだ。

乃村工藝社(9716):4.0%高の523円。52週高値を更新。今8月中間 期を上方修正したことが好感され、買い注文が集まったようだ。業績上方修正 は、百貨店や専門店など店舗改装が追い風となっている。

省電舎(1711):4.9%安の137万円。設備供給件数の増加に伴い、保 守担当者の増員が必要となっているため、人件費などのコスト上昇で利益の伸 びが圧迫されるとの懸念が広がった。

富士製粉(2007):5.8%高の255円。前回取引のあった12日に比べ て一時12%近い値上がりとなった。同業で三菱商事系の日東製粉が株式交換 で買収すると前日に発表したことで交換比率から算出した水準にさや寄せする 形で買い注文が入った。

イハラケミカル工業(4989):2.2%高の373円。13日の業績発表で、 経常利益、純利益が2005年10月期第3四半期までの累計で通期見通しを上 回っていることが確認され、業績上振れの期待が強まったようだ。株価は一時、 前日比21円(5.8%)高の386円まで上昇。

電響社(8144):5.1%高の1140円。一時、7.8%高の1170円まで買 い進まれた。同社が13日、2006年3月期の配当を20円から40円に引き上 げると発表したことが手掛かりになったとみられる。

CHOYA(3592):4.6%高の497円。粗利益率改善やコスト削減な どで2005年7月中間期の利益予想を上方修正したことが好感され、買い注文 が集まった。

オールアバウト(2454):215万円で取引を終了。13日付でジャスダッ ク証券取引所に新規上場、上場2日目に付けた初値は公募価格比7.8倍の202 万円となった。ポータルサイトとして知名度が高く、投資家の人気が集中した。

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