小糸製:自動車用照明新工場、佐賀に建設-09年に売上高400億円(4)

小糸製作所は年内にも佐賀市に自動車用照 明機器の新工場を建設する。トヨタ自動車などの九州地区での増産に対応する。 2009年頃にはヘッドランプなどを年100万台分生産し、売上高400億円を目指 す。鶴田幹男取締役が13日明らかにした。

同社が国内生産拠点を新たに設けるのは約20年ぶりで、佐賀市の久保泉工 業団地に約8万平方メートルの土地を取得した。09年までの総投資額は100億 円。06年10月の操業開始を予定しており、09年にヘッドランプ、テールランプ をそれぞれ年100万台分生産する体制を整える。従業員も800人程度を配置する 計画で、大半を地元で新規採用する予定。

トヨタ、日産自動車、ダイハツの九州地区での増産に合わせるほか、中国地 区に生産拠点を持つマツダ(広島県)や三菱自動車(岡山県)に対して物流面で の効率化を図る。小糸製は静岡県内に5つの工場を持っており、東海地区での地 震などのリスクも考慮し、生産拠点を分散させる。

完成車メーカー各社は相次いで増産方針を打ち出している。トヨタ自動車九 州(福岡県宮田町)は、生産能力年20万台の第2工場を建設し、今月22日から 高級車ブランド「レクサス」の生産を開始。来年1月には年22万基の生産能力 をもつ新型エンジン工場が稼働する予定だ。ダイハツ車体(大分県中津市)でも、 年内に生産能力を年15万台から20万台に引き上げる。日産自の九州工場(福岡 県苅田町)はマザー工場としての機能強化を図っており、需要に応じて増産体制 をとる。

午後2時9分現在の小糸製の株価は前日比30円(2.4%)高の1268円。

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