CSFBの佐々木氏:コンビニ業界の現状などについてコメント

クレディ・スイス・ファースト・ボストン証 券の佐々木泰行シニアアナリストは7日、インタビューで、コンビニエンススト ア業界の現状などについて、以下のようにコメントした。

現状はどうなっているか:「一言で言えば、飽和と拡大の二律背反。まず飽 和というのは、コンビニ1店舗に対して2800人の人口だが、アメリカでコンビニ がダメになった時は1店舗3000人を切ったあたりから悪くなった。ところが、そ の一方で、ATMを入れたり、代理でいろんな料金の収納ができたりする。そう いうことができるのは大手だけに限られている。大手は拡大の余地がある」

各社の戦略はどうか:「セブン-イレブン・ジャパンはもともとの商品企画 力、店舗営業力をどんどん純化して、生かして、収益力を上げることに力を入れ ている」

セブン-イレブンが中国でフランチャイズを展開することについて:「すで に北京中心に展開をしている。新しいニュースではない」

「二番手のローソン、ファミリーマート、サークルKサンクスは二つのやり 方に分かれる。ファミリーマート、ローソンは店舗展開力を高めると同時に、海 外展開を積極化する」

「サークルKサンクスは二社合併してできたので、合併によるシナジー効果 をとるのがメーンの戦略。二番手は戦略がそれぞれ違う感じ」

今後の方向性について:「最近の一番のトッピックは、ディスカウントにい くのではということだ。どんどんディスカウントして、泥沼になるのではないか という話があるが、これは明確にセブン-イレブンも含めてコンビニチェーンは 否定している。一部、他のディスカウントの商品に比べてモノの値段のかい離が 大きいのもあった。それを多少、調整したものだ。以前、ビールでもやったこと がある。調整はしているが、このままディスカウント戦争をやって、スーパーも 何もかも一緒になって非常に厳しい状況になっていくということは考える必要は ない」

--共同取材:鎌田泰幸、小沢均--Editor:Hinoki

Yasuyuki Sasaki

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