【個別銘柄】エルピーダ、ニコン、石油関連、セブン&アイ、大同メタ

株式市場の主な銘柄の動向は以下の通り。

エルピーダメモリ(6665):5.7%高の3330円。前日まで上場来安値を更 新していたが、当面の底入れ感が出てきたところへ、一部証券会社の投資判断 引き上げが支援材料となり、業績回復期待が出始めたようだ。

ニコン(7731):3.2%高の1352円。同社の刈谷道郎社長が来期も増益基 調を維持できるという見通しを示した報道が好感されているとの声も聞かれた。 同社長は2日までにブルームバーグ・ニュースに対し、ステッパー(露光装 置)事業の収益性改善と受注増により、今期の連結営業利益が計画と比べ、上 振れる見込みだとしたうえで、来期も2ケタ成長を目指すと語った。

帝国石油など石油開発関連:帝国石油(1601)は3.0%高の958円。8月29 日にメキシコ湾岸に上陸した大型のハリケーン「カトリーナ」が未曾有の被害 をもたらし、石油精製設備も大きな打撃を受けたため、供給力低下による原油 価格の上昇が予想される。これを受けて価格上昇が売上増大に働く石油開発企 業が、収益拡大期待から投資家の注目を集めた。

セブン&アイ(3382):4.8%高の3520円。1日終値を基準に主要株式指 数に組み入れられたため、機関投資家などの組み入れ需要が続いているとみら れるほか、コンビニ事業の一元化でさらなる成長が可能だとの見方が広がった。

大同メタル工業(7245):2.2%高の917円。取引開始前に、米合弁事業に 関する提携解消に伴う出資持分の売却益の発生で業績予想を上方修正したこと が好感され、買いが広がったようだ。

NTT都市開発(8933):8.2%高の56万9000円。出来高を伴って大幅続 伸となり上場来の高値を更新、一時15%超上昇した。日興シティグループ証券 が1日付で同銘柄を新規に「買い」としたことを材料視した買いが膨らんだよ うだ。

セントラルスポーツ(4801):18%高の2595円。新規出店の初期費用負担 が一巡し、今後は収益性の向上が見込めるとの見方が広がったようだ。ゴール ドマン・サックス証券は1日付で、同社を「アウトパフォーム」に新規格付け した。

デンヨー(6517):16%高の1344円。一時、ストップ高の200円(17%) 高の1362円まで上昇。米国で災害復旧や防災関連向けで発電機の需要が拡大し、 現地での生産が追いつかないことから生産能力を拡大することを決めたとの一 部報道が買い手掛かりとなったようだ。

東都水産(8038):7.5%高の344円。2006年3月期に2期ぶりに復配する 公算が大きいとの一部報道が好感され、買い注文が集まった。2日付の日本経 済新聞が、06年3月期に2期ぶりに3円の復配をする公算が大きいと報じた。

富士重工業(7270):2.1%高の490円。東京電力と次世代型の電気自動車 の共同研究を始めるとの一部報道をきっかけに、午後に入って上げ幅を拡大し た。一時4.0%高の499円をつけた。

ユニー(8270):0.8%高の1312円。一時は1348円と4月6日の年初来高 値1358円まであと10円に迫った。同社が1日、06年2月期の中間期と通期の 業績を修正し、通期は子会社のゴルフ場の処理に関連し50億円の債務免除益が 見込まれることなどで62億円の黒字から171億円の黒字に上方修正したことか ら財務の健全化が進むとの見方が広がった。

ソフトクリエイト(7245):2.2%高の917円。1日に流動性の向上と投資 家層拡大のため9月末の株主を対象に1株を3株に分割すると発表したことが 買いの手掛かりとなったようだ。また2006年3月期について実質2円の増配も 同時に発表した。

エーザイ(4523):0.5%高の4220円。主力の認知症治療薬「アリセプ ト」が適用拡大でさらに売り上げを伸ばせるとの期待が働いた。アリセプトの 06年3月期の世界売上高目標は1850億円。

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