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NTT都市株が一時15%高、日興シティが「買い」新規格付け

NTT全額出資子会社のNTT都市開発が出来高 を伴って大幅続伸となり上場来の高値を更新、一時15%超上昇した。その後やや上場 幅を縮めたものの依然として東証1部上昇率首位で取引されている。日興シティグル ープ証券が1日付で同銘柄を新規に「買い」としたことを材料視した買いが膨らんで いるようだ。

NTT都市の株価は午前10時58分現在、前日比5万1000円(9.7%)高の 57万6000円で取引されている。一時は同7万9000円(15%)高の60万5000円 まで買われる場面もあった。株価は上場した2004年11月4日以来の高値を更新。 これまでの高値は8月23日の53万円だった。出来高は2400株台と既に前日の出来 高の3倍に迫る勢い。

山丸証券の藤井勝行法人営業部マネジャーセールストレーダーは「1日付の日興 シティの新規カバーが今日の株価上昇の要因だと指摘し、レポートで収益物件のみで の含み益が4800億円と指摘していることが評価されているようだ」といる。そのう えで、「FTSEの新規の採用銘柄に8月31日に選ばれたことも投資家が買いを入 れることに安心感を与える支援材料となっているようだ」という。FTSEは、世界 規模で株価動向などの指標となるFTSE世界株指数を提供している。

日興シティは1日、NTT都市を「買い、中リスク」と新規に投資判断を付与 し、目標株価を62万円としている。レポートでは独自の強みを生かした利益成長に 期待として、保有不動産の含み益が多く収益物件のみで約4800億円の含みがるとみ られると指摘。また、秋葉原UDXをはじめとする新規プロジェクトの収益寄与、マ ンション事業の拡大が見込まれ、中期経営計画の営業収益1100億円は達成の可能性 は高いとしている。そのうえで、今後はNTTグループの不動産資産へのソリューシ ョン提供など独自の強みを打ち出すことができるかがポイントになるという。

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