ユニー株が高い、ゴルフ場処理や代行返上益で通期の黒字幅拡大

中部地方を地盤とする小売業チェーンのユニー の株価が上昇し、一時は1348円と4月6日の年初来高値1358円まであと10円 に迫った。同社が1日、06年2月期の中間期と通期の業績を修正し、通期は子会 社のゴルフ場の処理に関連し50億円の債務免除益が見込まれることなどで62億 円の黒字から171億円の黒字に上方修正したことから財務の健全化が進むとの見方 が広がったようだ。

立花証券の平野憲一情報企画部長は「子会社の再生法適用というニュースで驚 いて、どちらかというとネガティブな印象を持ったが、市場は特別利益で通期の黒 字幅が拡大するという業績予想を評価したようだ」との見方を示した。

中間期は、子会社のゴルフ場運営会社「青木ケ原高原開発」の民事再生手続き 入りを受け、下期に予定していた74億円の減損を前倒しで計上した。一方、子会 社のUCSが上場の際に行った増資により持ち分変動益14億円が発生したことか ら純損益は従来予想より43億円減額し206億円の赤字(前期は59億円の黒字) となる。売上高は、競争激化により従来予想より72億円減額し5898億円(前年 同期比0.5%増)となる見通し。

通期は、売上高の見通しを115億円減額し1兆2085円(前期比1.4%増)と した。一方、ゴルフ場の再生手続きで50億円の債務免除益が発生することと厚生 年金基金の代行返上時期の確定に伴う返上益の見直しで従来予想より15億円多い 127億円の特別利益を計上するため、純利益の見通しは従来予想の62億円から 171億円(同57%増)へと大幅に増額した。

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