【個別銘柄】大手銀行株、ファーストリテイリ、ぐるなび、エーザイ

株式市場の主な銘柄の動向は以下の通り。

三菱東京フィナンシャル・グループ(8306)、三井住友フィナンシャルグ ループ(8316)などの大手銀行:三菱東京は3.7%高の113万円、三井住友 は4.0%高の61万9000円。8月に入り相場上昇のけん引役を続けているだ けに上げ一服感もあるが、投資家からの買い意欲は依然として強いようだ。大 手4グループは売買代金でも東京市場の上位を占めた。

ファーストリテイリング(9983):2.2%高の8320円。足元の販売が 堅調に推移していることなどからクレディ・スイス・ファースト・ボストン (CSFB)証券が目標株価を8400円(従来6400円)に引き上げたことを きっかけに買い注文が優勢となったもよう。

ぐるなび(2440):9.1%高の43万1000円。中国進出についての一部 報道が好感され、買いが広がったようだ。30日付の日本経済新聞朝刊の報道 によると、ぐるなびは9月末をめどに上海に共同出資会社を設立、現地企業の 協力を得て、12月にも上海の飲食店の情報を集めた中国人向けの飲食店情報 サイトを開設する。3年後に5000-1万店の情報掲載を目指すという。

エーザイ(4523):1.2%高の4160円。同社が有望新薬候補として投資 家などに紹介してきた敗血症治療薬「E5564」が会社側の期待通りの有効性を 示したため、開発の進展を評価した向きから買いが入ったようだ。

ローソン(2651):0.5%高の4150円。店舗不動産に投資するファンド を30日に設立する、と日本経済新聞が報道した。ファンドが取得した物件を 賃借するといい、新規出店時にかかる土地取得費用などの負担が軽減できるほ か、地価下落に伴う減損処理リスクが小さくなるとしている。

ジャパンベストレスキューシステム(2453):47万円の買い気配で終了。 この日、東証マザーズに新規上場した。公募価格は23万円。同社は上場に際 し、1800株の公募とオーバーアロットメントによる200株の売り出しを実施 している。

アドバンテスト(6857):0.8%高の8850円。日本半導体製造装置協会 (SEAJ)が29日発表した7月の半導体製造装置受注高は4カ月連続の前 年割れだったが、このうち検査用装置の受注高は前年同月比4.7%増と復調し たことが好感されたようだ。

タカラバイオ(4974):5.1%高の49万4000円。ブナシメジに含まれ る成分「ポリテルペン」を効率良く生産できる技術を確立したと29日に発表 したことが好感されたようだ。

トレイダーズ証券(8704):8.3%安の20万9000円。29日に公募増 資を発表したことで1株利益の希薄化懸念から売りが先行したようだ。大証ヘ ラクレス市場で下落率1位。発行済み株式総数の18%に相当する1万2000株 の公募増資を行い、30億円を調達すると発表した。調達資金は運転資金、設 備投資、子会社に対する融資に充てる予定という。

オーエー(OA)システム・プラザ(7491):80円(24%)高の418 円のストップ高。投資会社2社に対する27億円の第三者割当増資を発表した 買いが膨らんだ。増資により事業の再建を加速するとともに投資事業へ参入す ることが好感されたようだ。

デジタルガレージ(4819):6.3%高の59万円。持ち株会社への移行を 発表し、事業内容が分かりやすくなると好意的に受け止められた。業績貢献度 が高い投資事業を承継会社で展開することで、今期経常利益が前期の17倍に 膨らむことも、投資家の注目を集めた。

ティー・ワイ・オー(TYO)(4358):0.9%安の636円。寄り付き直 後、上場来高値を更新した。その後は高値警戒感から売りが広がりマイナス圏 で推移したが、市場では、同社の傘下企業に対する運営力が高まっており、今 後も大幅な増収増益が期待できるとの見方が出ている。

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