東燃ゼネが下落、石油製品の販売マージンが縮小-業績下方修正を嫌気

米エクソン・モービル傘下の東燃ゼネラル 石油の株価が下落。原燃料高のあおりを受けて、石油製品の販売マージン(製 品価格と原油コストとの差)が悪化、05年12月通期の連結営業利益予想を650 億円から550億円に15%引き下げた。業績予想の下方修正を嫌気した向きから 売り注文が入ったようだ。

午前9時20分現在の株価は前日比13円(1.1%)安の1221円。1万株、 2万株単位(同社の最小売買単位は1000株)の売り注文が続いており、薄商い のなか、緩やかに下落している。

クレディ・スイス・ファースト・ボストン証券の薄井太シニアアナリスト は22日付の投資家向けリポートで、同証券による東燃ゼネの05年12月期連 結営業利益予想を760億円から550億円に減額修正、「石油製品販売マージン が予想以上に悪化する見通しであることから、CSFB証券予想も会社計画と 同水準に引き下げる」とした。

会社側によると、在庫評価を除いた実質ベースの12月通期の営業利益見通 しは460億円で、石油部門が81億円の営業赤字(上期実績は204億円の赤字)、 石油化学は541億円の営業黒字(同261億円)と見込んでいるという。

ウイリアム・ボガティ取締役は22日の決算会見で、石油製品の下半期の販 売マージンについて「上期よりはかなり良い」との見通しを示唆。石油化学事 業については「かなり楽観的な状態が続く」と強調していた。

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE