独立系映画大手ライオンズ・ゲートがソニーの次世代DVD規格を支持

カナダの独立系映画会社ライオンズ・ゲート・ エンタテインメントの家庭用ビデオ部門は17日(現地時間)、ソニーが主導する次世 代大容量DVD(デジタル多用途ディスク)規格「ブルーレイ・ディスク」を支持する と発表した。同社は独立系ながら、米ブッシュ大統領批判で注目を集めたドキュメンタ リー映画「華氏911」やハリウッドのヒット作「ターミネーター2(T2)」といった 有名タイトルの権利も多数持つ大手。

次世代DVDをめぐっては、東芝などがブルーレイの対抗規格となる「HD D VD」を提唱、年末にも対応機器やソフトを発売するとしている。家庭用ビデオのDV D化が現行DVDの普及促進に大きく貢献したとみられていることから、今回の標準化 争いでも大手映画会社の動向が注目されてきた。

ハリウッドの映画大手はこれまで、ソニー傘下のソニー・ピクチャーズエンタテ インメントとメトロ・ゴールドウィン・メイヤー(MGM)のほか、20世紀フォック ス、ウォルト・ディズニー傘下のブエナ・ビスタがブルーレイ支持を表明。一方、米タ イム・ワーナー、ユニバーサル・ピクチャーズ、パラマウント・ピクチャーズ、ニュー ラインシネマの大手4社はHD DVD陣営となる方針を示し、勢力図としてはほぼき っ抗していた。

ブルーレイ・ディスクは2層に記録するもので50ギガ(ギガは10億)バイトと、 既存のDVDの5倍以上。このほか、同陣営はビデオカメラなど携帯型の機器用に2層 で16ギガバイトと、ハイビジョン画質を1時間半程度記録できる小型ディスクの開発 も進めている。

ソニーの株価は前日と同じ3720円(午後1時52分現在)。

-- Editor:Okubo

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