ソフバンク株上昇:中国事業強化、400億円株式売却も-半年ぶり高値

ソフトバンク株が大幅高。一時前日比で 6%弱の値上がりとなった。アリババ・ドット・コム、米ヤフーと中国でのインタ ーネットビジネスで戦略的な提携を結ぶことで合意したと前日に発表したことを受 けて、買い注文が集まっている。

株価は一時260円(5.7%)高の4820円まで上昇した。2月7日(4860 円)以来ほぼ半年ぶりの高値になる。午前終値は220円(4.8%)高の4780円。 売買代金は466億円と日本市場全体で3位。

ソフトバンクは11日、中国事業強化と組織再編を発表した。この一環とし て競売サイト運営で中国最大のタオバオ株式の一部を400億円で売却する。タオ バオ、アリババ・ドット・コム、米ヤフーの中国現法(ヤフーチャイナ)合併する ことが視野に入っており、この新会社と密接な関係を持つ。

一連の中国に関連した事業再編・拡大への期待感からソフトバンク株は買い が先行している。野村証券の金融経済研究所企業調査部、増野大作アナリストは、 ソフトバンクについて、一連の再編の動き伴い中国インターネット市場で企業価値 拡大の可能性が高まったと指摘した。

エイチ・エス証券市場調査室長の落合冨太郎氏は「中国という新市場でのネ ット事業関連の可能性は以前から期待されていたが、日本の投資家もようやく今回 のことで製造業を中心とした基地としての中国ではなく、IT技術を国民が日常的 に使用する国だと認知を改めたのではないか」と語った。

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