スイスのUBS:4―6月期は7.8%増益も、富裕層向け事業が好調

資産規模で欧州最大の銀行、スイスのUBS が9日発表する第2四半期(4-6月)決算は、7.8%増益になったもよう。富 裕層向け資産運用の収入が増加するとともに、投資銀行部門での株式トレーディ ング収入が拡大したことが寄与したとみられる。

ブルームバーグがまとめたアナリスト8人の予想中央値では、純利益が22 億スイス・フラン(約1940億円)となり、前年同期の20億4000万フランか ら増加。また企業買収が後押しとなり、資産運用事業への純資金流入額は46% 急増したもよう。同社は4-6月期決算を現地時間9日午前7時に発表する予定。

UBSはピーター・ウフリ最高経営責任者(CEO、47)の下、資産運用 業務(運用資産額:1000万ドル以上)で世界最大の地位を確実なものにしてい る。その一方で、投資銀行業務ではシェアを拡大した。また同社株価上昇率は過 去5年間に32%と、競合のクレディ・スイス・グループやドイツ銀行を上回っ ている。

ブルームバーグがまとめたデータによると、UBSの投資判断について、 26人のアナリストのうち、19人は「買い」、7人は「ホールド」、また1人 が「売り」としている。

4-6月期の富裕層向け資産運用・管理部門の税引き前利益は前年同期比で

9.3%増の9億5100万フランの見込み。また投資銀行部門は同13%増の11億 1600万フランとみられている。

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