米タイム・ワーナー:4-6月期は赤字、AOL関連訴訟の和解費用響く

メディア最大手、米タイム・ワーナーが3 日発表した第2四半期(4-6月)決算は、赤字となった。インターネット部 門、アメリカ・オンライン(AOL)の会計処理で不正があったとする民事訴 訟について、和解費用引当金を計上したことが響いた。売上高は6四半期ぶり に減少した。

純損失は3億2100万ドル(1株当たり7セントの赤字)と、前年同期の純 利益7億7700万ドル(同17セントの黒字)から大幅に悪化した。売上高は 前年同期比1%減の107億4000万ドルと、調査会社トムソン・ファイナンシ ャルがまとめたアナリスト22人の予想平均値(同1%増)に反して減少した。

タイム・ワーナーは、AOL会計処理に関連したすべての訴訟の和解費用 引当金として30億ドルを計上した。同社はすでに、米政府との和解金として 5億1000万ドルを支払っている。一連の訴訟和解により、リチャード・パー ソンズ最高経営責任者(CEO)は、ケーブルテレビ(CATV)事業の株式 売却計画に注力できることになる。

S&Tウェルス・マネジメントのファンドマネジャー、アンドリュー・セ イバート氏は、「タイム・ワーナーはこの集団訴訟を過去のものとしなければ ならない」と述べた。

また、一部費用を除いたベースの1株利益は18セントと、トムソンのア ナリスト予想平均値(同19セント)を下回った。

--共同取材:Lane Bajardi, Charlie Pellett and Tony Kono in New York.

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