7月の新車登録3.4%減、4カ月ぶりマイナス-軽4カ月連続増(6)

日本自動車販売協会連合会(自販連)が1 日発表した7月の新車登録台数(排気量660cc超、軽自動車を除く)は前年同 月比3.4%減の34万9905台となり、4カ月ぶりに前年実績を割り込んだ。前 年の新車効果が薄れたホンダとトヨタ自動車、ダイハツ工業がそれぞれ販売台数 を落とした。

車種別内訳でみると、乗用車合計が4.5%減の30万2283台。このうち、 普通乗用車が13%減の11万1206台、小型乗用車が0.8%増の19万1077台 となった。商用車では、普通トラックが12%増の1万5713台、小型トラック が1.1%増の1万5713台だった。

ホンダ、トヨタが4カ月ぶりマイナス

ホンダの新車販売実績は同10%減の4万3292台となり、4カ月ぶりにマ イナスに転じた。ミニバン「ステップワゴン」の新型モデルは堅調に推移したが、 昨年5月に発売した高級ミニバン「エリシオン」、昨年7月発売のミニバン「エ ディックス」の反動が出た。

ホンダのほか、トヨタも7.5%減の14万9873台と4カ月ぶりに前年を下 回った。ダイハツも46%減の1400台と大幅に落ち込んだ。トヨタとダイハツ が初めて国内向けに共同開発し、昨年6月に販売したトヨタ「パッソ」、ダイハ ツ「ブーン」の新車効果が薄れた。ダイハツの小型乗用車は前年実績を4割以上 も割り込んだ。

一方、5月末にミニバン「セレナ」の新型モデルを投入した日産自動車は

3.9%増の7万496台。マツダは0.4%増の2万1593台だった。「スイフ ト」や「エスクード」などの新型車が堅調なスズキは6508台と18%伸ばした。 富士重工業は4.5%増の1万4281台。三菱自動車は35%増の6336台となり、 2カ月連続でプラスとなった。

トラック各社は、日野自動車が18%増の4315台、いすゞ自動車が5.2% 増の6565台、日産ディーゼル工業が3%増の1441台。三菱ふそうトラック・ バスは0.2%増の5044台だった。

ダイハツ、3度目の軽シェア首位に

全国軽自動車協会連合会(全軽自協)が同日発表した7月の軽自動車(排気 量660cc以下)販売台数は前年同月比3.8%増の16万7243台と4カ月連続 で前年を上回った。7月としては過去2番目に高い水準。商品ラインナップを拡 充しているダイハツがシェアトップに返り咲いたほか、日産自が新車効果により 月間ベースで過去最高を記録した。

ダイハツは12%増の5万3697台。シェアは32.1%と2月、5月に続き、 3度目の首位に輝いた。「ムーヴ ラテ」や「タント カスタム」など若者層向 けの車種を追加投入したことが功を奏した。ライバルのスズキは3.1%増の5 万2415台で、シェアは31.3%だった。

日産自は72%増の1万2774台。三菱自からOEM(相手先ブランドによ る生産)供給を受けた新型車「オッティ(三菱名:eKワゴン)」を6月初旬に 発売したことが寄与した。三菱自も26%増の1万4031台と2カ月ぶりに前年 実績を上回った。ただ、前年7月はリコール(無償修理・回収)隠し問題により 5割近く販売を落としているため、その反動が大きい。

そのほかのメーカーでは、「キャロル」の特別仕様車を追加したマツダが

2.9%増の3866台となった。一方、ホンダは26%減の1万6194台、富士重 工業は21%減の1万4227台だった。

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