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米グーグル4-6月期:純利益4倍、広告収入急増-株価下落(3)

インターネット検索サイト運営の米グーグ ルが21日発表した第2四半期(4-6月)決算は、広告収入が大きく伸び、純 利益は前年同期に比べ4倍に増えた。前期比での売り上げの伸び鈍化や今四半 期についての弱気の見方を受けて、株価は時間外取引で下落した。

純利益は3億4280万ドル(1株当たり1.19ドル)と、前年同期の7910万 ドル(同30セント)から増えた。売上高は前年同期比約2倍の13億8000万ド ル。広告を掲載する他のサイトに支払う料金を差し引いた売上高は8億9000万 ドルとなり、調査会社トムソン・ファイナンシャルがまとめたアナリスト26人 の予想平均の8億4250万ドルを上回った。

前期比での増収率は10%増となり、2004年8月の上場以来で最も低い伸び にとどまった。利益率も34.4%と、前期の35.2%から低下した。ジョージ・レ イエス最高財務責任者(CFO)は電話会議で、第3四半期(7-9月)につ いて慎重な見方を示した。株価を1年で4倍にも押し上げてきた成長に陰りが 表れる懸念が浮上した。

ターナー・インベストメント・パートナーズで運用に携わるクリストファ ー・マクヒュー氏は「期待は高かったし、株価は上期(1-6月)に大幅に上 昇していた」と指摘した。また、同業の「ヤフー株やインターネット株全般が 弱含んでいることから、グーグル株もここから下げるかもしれない」と述べた。

決算は通常取引終了後に発表された。株価は時間外取引で一時、19.86ドル 安の294.08ドルとなった。通常取引終値は1.94ドル(0.6%)高の313.94ド ル。場中には一時、317.80ドルとなり上場来高値を更新した。2004年8月の上 場時に比べ、株価は3倍以上に上昇している。ヤフー株は20日、決算への失望 から11%下落。21日も1.38ドル安だった。

レイエスCFOは、研究開発(R&D)費や販売・一般管理費などの増大 が利益率を押し下げたとして、低下が今後も続く可能性を示唆した。第2四半 期の研究開発費は64%増の1億5750万ドルだった。

同社発表によると、第2四半期の売り上げ増は、サイト利用者とサイト利 用による収入がともに伸びた結果だった。検索結果とともに表示される広告に よる収入は7億3700万ドルとなり、売り上げ全体の53%を占めた。提携先サイ トからの収入は6億3000万ドル(売上高全体の46%)だった。

海外での売り上げは全体の39%を占め、割合は前期比で横ばいだった。

--共同取材: Sasha Molinelli

Editors:Baumann.

akinoshita2@bloomberg.net Editor: Kakuta 記事に関する記者への問い合わせ先: サンフランシスコ Jonathan Thaw (1)(415) 743-3525 jthaw@bloomberg.net. 記事に関するエディターへの問い合わせ先: Emma Moody (1)(212) 893-3504 emoody@bloomberg.net.

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