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【個別銘柄】アサヒ飲料、西友、東宝、ソフトバンク、よみうりランド

21日の株式市場の主な銘柄の動向は以下の 通り。

アサヒ飲料(2598):2.2%高の1323円と4営業日ぶりに反発。20日、 2005年6月中間期の連結業績予想を上方修正したことが好感され、買いが優勢 になっているようだ。中間期の連結純利益予想を15億円と、従来予想の4億円 の3.8倍に上方修正した。炭酸飲料や果実飲料の販売好調が寄与した。

西友(8268):7.9%安の211円。販売低迷で今中間期と通期の純損益がい ずれも赤字見通しとの発表が嫌気されているうえ、同時に発表した木内正雄CE O(最高経営責任者)が業績不振で引責辞任するという人事からも、ウォルマー ト流が日本になじまないのではないかと先行き不透明感が広がっている。プリモ リサーチジャパン代表の鈴木孝之シニアアナリストは、今回の業績下方修正とC EOの交代について「ウォルマート・ウェイが日本の消費者や商慣習になじめな いことの証左だ」と分析。「ウォルマート流を続けようとすればするほど、業績 は厳しくなるだろう」とみている。

東宝(9602):0.5%高の1690円で5日続伸。映画「交渉人 真下正義」な どのヒットによる第1四半期の好業績を受け、通期業績を上方修正したことが好 感され、買い注文が優勢となった。大和総研の北見雅昭アナリストは「足下のフ ァンダメンタルズが良好であることが確認されたのはポジティブといえよう」と 指摘。そのうえで通期業績の上方修正については「映画『電車男』が好調なこと などを鑑みると保守的な計画との印象」とみている。

ソフトバンク(9984):1.8%高の4530円。取引量を伴って一時3%弱の値 上がりとなっている。好決算を発表した子会社ヤフーの株価が上がっていること や、総務省が光ファイバーを通じてテレビの地上デジタル放送を各家庭に配信す る方針などと報じられたことを契機に、個人や証券会社の自己売買部門(ディー ラー)の資金が流入しているとの見方が出た。

ヤフー(4689):2.6%高の23万6000円。一時は前日比4%高に迫る勢い となった。20日取引終了後に発表した2006年3月期第1四半期(4-6月)の 連結純利益は、インターネット広告の売り上げなどが寄与し前年同期比24%増 となった。

よみうりランド(9671):4.4%高の706円。一時前日比で5%超の値上が りとなった。保有する含み資産をはやして一部メディアで紹介されたことで、目 先の値上がりを見込んだ投資家からの短期資金が集まった。

インデックス(4835)。2.4%高の33万9000円。一時前日比で5%弱の値 上がりとなった。前日に好決算と株式分割を発表したことで、買い注文が優勢に なった。

不動産投資信託(REIT)のケネディクス不動産投資法人(8972):59 万6000円。東証不動産投信市場に投資証券を上場した。初値は60万円と公募価 格(58万円)を2万円、率にして3.4%上回った。

USEN(4842):3.4%高の3320円。午後の取引で上げ幅を拡大。一時前 日比で4%超の値上がりとなり、今年の最高値を更新した。インターネットでの 配信事業をテレビ局が開始することやネット広告需要が伸びていることで、今後 の収益に期待ができるといった見方が出ている。

宮越商事(6766):39.4%高の177円とストップ高(値幅制限いっぱいの上 昇)となっている。米投資銀行のゴールドマン・サックスが発行済み株式の

7.36%を取得したことが材料視され、出来高を伴って買いが優勢になったようだ。

古河電気工業(5801):4.7%高の472円。日本経済新聞が21日付朝刊で、 テレビの地上デジタル放送をNTTなどの光通信網を使ってネット経由で家庭に 配信できるようにする方針を総務省が固めたと報道したことや米国での光ファイ バー需要への期待が株価を押し上げたようだ。

進和(7607):3.7%高の2120円。7月5日に1対1.1の株式分割を発表し たことや、クレディスイスファーストボストン証券が、19日付のメモで業績の けん引役として自動車メーカーの設備投資関連の需要を指摘したことなどが追い 風となって、株価が上昇トレンドとなっている。

日東紡績(3110):8.5%高の280円。同社が製造するロックウールを使用 した製品が一部のアスベスト(石綿)建材を代替可能であることが買いの手掛か りとなったようだ。

モーニングスター(4765):5.0%高の25万円。大幅高。20日に発表した 2005年6月期中間決算で連結純利益が前年同期比2.7倍の1億5000万円となっ たことなどが手掛かりとなったようだ。

トヨタ自動車(7203)、日産自動車(7201)、ホンダ(7267)の株価は年初 来高値を更新した。米国最大手のゼネラル・モーターズ(GM)の業績不振が続 くなか、円安基調も追い風となり、日本の自動車メーカー3社の北米事業を中心 とした業績拡大期待が高まる格好となっている。UBS証券が自動車セクターの 投資判断を「強気」に引き上げたことも好材料となっているもようだ。富士重工 業の株価は5月初旬の水準にまで戻した。

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