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ヤフー株が反発、広告好調で第1四半期連結純益24%増を好感(2)

インターネットのポータル(玄関)サイト国 内最大手、ヤフーの株価が反発、株価はじりじりと上昇幅を拡大し一時は前日比4% 高に迫る勢いとなった。20日取引終了後に発表した2006年3月期第1四半期(4 -6月)の連結純利益は、インターネット広告の売り上げなどが寄与し前年同期比 24%増となった。21日はこれを好感した買いが膨らんでいるようだ。

ヤフーの株価は午前10時12分現在、前日比7000円(3.0%)高の23万 7000円で取引されている。株価はこの日買い気配で始まり、同2.2%高の23万 5000円で取引が成立。その後一時は同3.9%高の23万9000円まで上昇した。出 来高は1万8089株。

髙木証券投資調査部の勇崎聡次長は「きょうの株価上昇は前日の四半期決算で 広告による収益が好調で増益となったことを好感した買い」と指摘する。一方で、勇 崎氏は、広告による収益好調は既に市場ではコンセンサスだったことから、昨日は確 認の意味合いが大きかったという。

同社の第1四半期の連結純利益は前年同期比24%増の103億円、売上高は同 59%増の389億円だった。国内顧客を中心にネット広告への認識が高まったことを 背景に、広告の売上高は同87%増の141億円と過去最高に達した。

ヤフーの井上雅博社長は20日の会見で「インターネットの広告にブランディン グ(ブランド確立)効果があると、少しずつ広告主が認識し始めた」との見方を示し たうえで、今後もネット広告市場は拡大するとの見通しを示した。

同時に発表した第2四半期(7-9月)の連結業績予想は、純利益が102億- 118億円。予想の中間値でみると、前年同期比では27%増益になる。

KBC証券の上出浩史アナリストは「インターネット広告は依然として成長過程 にあると認識しており、今後も一段の拡大が見込める。そうしたなかで、国内最大手 の位置につけているヤフーの収益拡大の余地もまだ高いといえる。また、オークショ ン事業は堅調、ショッピング事業も取り扱い高が増加している点、さらに第2四半期 の業績予想も前年同期を上回る内容であることは評価できる」との見方を示した。

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