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7月のペルシャ湾原油タンカー予約、今年最高水準に-OPEC増産で

中東から原油を運搬する超大型原油タンカー(V LCC)の予約が今月、月間ベースで今年の最高水準となり、運搬コストが倍増してい る。石油輸出国機構(OPEC)による増産が影響した。

ブルームバーグのデータによると、ペルシャ湾と紅海から米国やアジア、ヨーロッ パの製油所に原油を運搬するVLCC119隻に予約が入っている。欧州2位の石油会社、 英・オランダ系ロイヤル・ダッチ・シェル・グループによる予約が最も多い。VLCC は、1隻当たり約200万バレルの原油を運搬できる。データによると、シェルは、スポ ット契約と呼ばれる1回の航海で10隻を予約した。

世界の石油の約40%を生産するOPECが6月、生産枠を日量50万バレル引き上 げ日量2800万バレルとすることで合意したのを受けて、アジア向け運搬レートは、過 去3週間で倍増した。OPECは、世界経済の成長を脅かしている記録的な原油高騰を 抑制するため、7月1日から生産枠を引き上げた。

コンサルティング会社オイル・ムーブメンツ(英ハリファクス)の創立者ロイ・メ イソン氏は、予約は「日量50万バレル以上の増産も確約し、OPECの配船が増加し た明確な証拠だ。通常なら、この時期には予約は底を打つ」と指摘した。

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