コンテンツにスキップする

クレディ・スイス:医薬品の酒井アナリスト採用-ドイツ証の移籍目立

クレディ・スイス・ファースト・ボストン証券 は14日、医薬品担当としてドイツ証券の酒井文義アナリスト(47)を採用した。前 任者の移籍を受け担当アナリストを採用すると同時に株式調査部門を一段と強化す る。ここ半年あまりはドイツ証券からクレディ・スイス証券への人材流入が目立つ。

酒井アナリストは2005年の日経金融新聞の人気アナリスト・ランキングで、医 薬品部門で4位。インスティテューショナル・インベスター誌の2005年アナリス ト・ランキングでも7位に選ばれた。ブルームバーグ・ニュースが入手した資料に よると、81年に米アリゾナ州立大学を卒業して英総合化学企業に入社、その後アナ リストとして山一証券、ソシエテ・ジェネラル証券やドイツ証券で活躍した。

クレディ・スイス証券では、武田薬品工業、アステラス製薬や中外製薬といっ た医薬品のほかバイオテクノロジー企業の調査・分析することになる。医薬品業界 について酒井氏は「再編第一幕がほぼ終了、次の新たな動きをうかがう局面にあ る」と現状を分析した。前任者のフィリップ・ホール氏はKBC証券に移籍した。

クレディ・スイス証券の最近のアナリスト採用は、ドイツ証券からが目立つ。 昨年末に金融担当の柿元竜二氏、今年に入ってはメディア・商社担当の村上貴史氏、 資本財担当の西村光彦氏を採用した。今回の酒井氏を含めて最近採用した6人中4 人がドイツ証券出身となっている。

金融機関の人材の移籍は、年の後半を過ぎてほぼ峠を越えたとの見方が出てい る。クレディ・スイス証券は優秀な人材がいれば引き続き株式調査拡充の一環でア ナリスト採用を継続する方針だ。

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中 LEARN MORE