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訂正:ヘッジファンド運用:昨年の所得1位は米ESLランパート氏

インスティチューショナル・インベスター の「アルファ・マガジン」誌の調査によれば、2004年に最も高額の報酬を得た ヘッジファンド運用担当者は米ESLインベストメンツ(コネティカット州グリ ニッチ)のエドワード・ランパート会長(42)だった。

同誌は、米ディスカウント小売りKマート・ホールディングの経営権を握り、 Kマートによる米百貨店運営シアーズ・ローバックの買収を主導したランパート 会長が、手数料収入と投資により10億ドル(約1080億円)を稼ぎ出したと伝 えている。

高額所得上位25人のファンドマネジャーの平均所得は2億5100万ドルと、 前年を21%上回った。米大手企業500社の最高経営責任者(CEO)の平均所 得1000万ドルを大幅に上回るという。同誌は、上位25人の平均所得の伸び率 は、2003年の88%からは鈍化したとしている。

同誌の調査は、ヘッジファンドの業績は下り坂にもかかわらず、ファンドマ ネジャーの所得は増えていることを示唆している。世界最大のヘッジファンド運 用会社、英マン・グループは26日、主要11ファンドの平均運用成績が2005年 3月期はマイナス0.95%となったものの、引き続き投資家からの資金流入は順 調だとしている。

Kマート

アルファ・マガジンによれば、ランパート会長はエール大学経済学部卒。同 会長の2003年の所得は4億2000万ドルで、全体の4位にとどまっていた。同 会長は現在、Kマートがシアーズ・ローバックを買収し誕生したシアーズ・ホー ルディングスの会長も務めている。Kマートに対する持ち分の時価は昨年、3倍 以上に跳ね上がった。

2003年に7億5000万ドルの報酬を得て1位だったジョージ・ソロス氏 (74)は、2004年は3億500万ドルと6位に後退した。

インスティチューショナル・インベスターが発表した2004年のヘッジファ ンドマネジャーの高額得上位10人は以下の通り。

T* 順位 運用者名 所得(億ドル) 所属会社

1. Edward Lampert 10.2 ESL Investments

2. James Simons 6.70 Renaissance Technologies

3. Bruce Kovner 5.50 Caxton Associates

4. Steven Cohen 4.50 SAC Capital Advisors

5. David Tepper 4.20 Appaloosa Management

6. George Soros 3.05 Soros Fund Management

7. Paul Tudor Jones 3.00 Tudor Investment

8. Kenneth Griffin 2.40 Citadel Investment

9. Raymond Dalio 2.25 Bridgewater Associates

10. Israel Englander 2.05 Millennium Partners T*

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