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4月の中国鉱工業生産:前年比16%増-予想外の伸び率拡大(2)

中国の調査会社メーンランド・マーケ ティング・リサーチが国家統計局に代わって18日発表した4月の同国の鉱工 業生産は前年同月比16%増の5647億元(約7兆3500億円)となった。外国 企業による中国への生産移転が進み、伸び率は3月の15.1%から拡大した。

ブルームバーグ・ニュースがアナリスト8人を対象にまとめた予想中央値 では、4月は14.6%増と見込まれていた。8人全員が伸び率の低下を予想して いた。

INGグループのアジア金融市場調査担当責任者ティム・コンドン氏 (シンガポール在勤)は、伸び率の拡大は「世界的な供給プロセスに中国が組み 込まれていく構造的な動き」を反映していると指摘した。

コンピューター生産

4月の鉱工業生産統計によれば、コンピューター生産は69%増。ノート型 パソコン生産は2倍強となった。コンピューターモニター生産は45%増、プリ ンター生産は40%増。自動車生産は6.8%増。

海外企業は、低賃金などを理由に中国国内での生産を拡大。欧州最大の家 電メーカー、オランダのロイヤル・フィリップス・エレクトロニクスは4月20 日、同社の中国工場の売上高が昨年は20%増の90億ドルに達したと発表。ノ ート型パソコン生産で世界最大手、台湾の広達電脳は5月4日、コスト削減のた めパソコン生産過程の大部分を中国に移管し、台湾で従業員800人を削減する ことを明らかにした。

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