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きょうの【注目株】アステラス、任天堂、電通、オリランド、CSK

18日の【注目株】は以下の通り。

アステラス製薬(4503):17日午後に2006年3月期の業績予想を公 表した国内医薬品2位、アステラス製薬の株価動向に注目が集まりそうだ。排尿 障害治療薬「ハルナール」や免疫抑制剤「プログラフ」のさらなる拡大で、純利 益は実質75%増の1040億円に伸びる見通し。ただ市場予想を下回ったため、上 値の重さが意識されそうだ。会社側の1株利益(EPS)予想は183円50銭で、 ブルームバーグ・ニュースが事前に集計した著名アナリスト9人のEPS予想の 中央値196円10銭を6.4%下回った。年間配当は60円と予定した。

任天堂(7974):任天堂の米子会社のレジー・フィセメ上級副社長(販売・ マーケティング担当)は17日(米国時間、日本時間18日)、同社が昨年11月 に発売した携帯型ゲーム機「ニンテンド-DS」の販売台数が全世界で500万台 を上回ったと語った。同社は1月にDSの2005年3月期の販売台数目標を400 万台から600万台に引き上げていた。

同社はこの日、18日に開幕される業界最大の展示会「E3」に先立つ会見 で、携帯電話並みに小さい新しい小型携帯ゲーム機「ゲームボーイ・マイクロ」 や次世代機「レボリューション(仮称)」の発売時期などについて発表した。D S向けには、オンラインゲームタイトルの強化策として、10-12月に自社の「マ リオカート」や「動物の森」などを投入する予定という。

電通(4324):広告代理店で国内最大手の電通の株価動向に注目が集まりそ うだ。同社が17日発表した2005年3月期連結決算によると、経常利益は同 26%増の593億円、売上高は同9.2%増の1兆9105億円だった。昨年夏に開催 されたアテネ五輪関連の広告売り上げが寄与したほか、インターネット広告もブ ロードバンドの普及を背景に大きく伸びた。さらに現在開催中の日本国際博覧会 (愛・地球博覧会)での受注も貢献した。

オリエンタルランド(4661):自己株式の公開買付(TOB)を行うと17 日に発表。期間は5月18日から6月7日までで、価格は1株6050円で500万 株を買い付ける予定。これに約303億円の資金を要するとしている。

これに伴いオリランドの親会社である京成電鉄は、この公開買付の一部に応 募することを決議したと発表した。現段階で応募株式数や決算に与える影響は、 確定していない。

CSK(9737):情報サービス大手CSKの株価動向が注目される。同社が 17日に発表した2005年3月期の連結純利益は、投資有価証券の売却益587億円 を計上したことなどから前期比56%増の333億円となった。2006年3月期はこ の特殊要因がなくなることから58%減の140億円の見通し。前期の連結売上高は、 ベルシステム24が第2四半期以降、ネクストコムが下半期に、それぞれ連結対 象からはずれたことなどで16%減の3200億円となった。営業利益は15%減の 240億円。経常利益は9.6%減の276億円となった。支払利息の減少などにより 営業利益よりも減益幅が圧縮された。

ヤマダ電機(9831):家電量販店最大手、ヤマダ電機の株価動向に関心が集 まりそうだ。同社が17日発表した2006年3月期の業績見通しによると連結純利 益は前期比15%増の331億円を見込む。前期の利益を押し上げていたダイクマの 「逆のれん代」52億円がなくても増益を達成できるとみている。2006年3月期 の売上高は16%増の1兆2800億円、経常利益も10%増の532億円と増収増益 を予想する。

コムシスホールディングス(1721):情報通信や電気設備の工事を手掛ける 子会社の経営管理を行うコムシスホールディングスの株価動向に注目が集まりそ うだ。同社は株式交換方式で國際電設を10月1日付で完全子会社化すると発表し た。株式交換比率はコムシス1株に対して國際電設0.36株。情報通信技術の急 速な発達に伴う電気通信工事業界の市場構造変化に対応するため首都圏で展開す る國際電設を取り込み、一段の技術力の向上と工事施工能力の増強を狙う。

ベネッセ(9783):通信教育大手のベネッセコーポレーションの株価動向に 注目が集まりそうだ。同社は通信教育の好調を背景に業績が拡大し、中期経営計 画の連結営業利益目標を2年前倒しで達成した。今後も通信講座の好調持続がけ ん引し、中期的な利益成長が続きそうだ。

新光証券の松本哲アナリストはこのほど発表したリポートの中で、「進研ゼ ミ」の好調持続と介護施設の拡大効果などが今後一層顕著になるほか、語学学校 のベルリッツやパソコンスクール最大手のアビバジャパンの損益改善も予想され るため、「中期的な利益成長は持続可能」と分析している。新光証券の予想では、 ベネッセの2006年3月期の連結純利益は前期比11%増の158億円、2007年3 月期は前期推定比9%増の172億円。

宮地エンジニアリンググループ(3431):17日、2005年3月期の連結純利 益予想を前期比4.6%減の3億9000万円に下方修正した。工事の遅れや採算悪 化に加えて、不採算工事に対する損失引当金の計上が減益要因になる。従来予想 は前期比52%増の6億2000万円だった。

経常利益予想も前期比35%減の6億5000万と従来予想の10億1000万円 から引き下げた。一方、売上高予想は前期比4.2%減の317億円と従来予想の 310億円から上方修正した。期末配当は従来通り1株5円を実施する計画として いる。

明治乳業(2261):ヨーグルトなどの販売好調により2005年3月期純利 益は前期比22%増の97億円となった。同社が事前に見込んでいた純利益は85 億円だったが、予想比で14%上回った。売り上げを伸ばしたのは、「おいしい 牛乳」や「ブルガリアヨーグルト」で、これら市乳部門は同0.8%増加した。ア イスクリーム部門は同4.2%増、飲料部門も同2.0%伸びた。高利益の商品の 販売が伸びたこともあり売上高総利益率が27.9%と前期と比べて0.5ポイント 上昇し利益を押し上げた。06年3月期の純利益は前期比横ばいの98億円の見 通し。

パーカーコーポレーション(9845):化学品や産業機器などを取り扱うパー カーコーポレーショの株価が1000円を挟んでもみ合いを続けている。16日の決 算発表を受けて、大和総研が投資判断を最上位の「1」で継続したため、市場の 一部でこれを好材料視する向きもありそうだ。大和総研の梅林秀光アナリストは、 17日付の投資家向けメモで、06年3月期も2ケタの増益が期待できると指摘、 エアコン用防音剤や液晶パネル用の洗浄剤など自社製品の拡大が可能だと分析し た。そのうえで1000円前後となっているパーカー株について「会社予想ベース で株価収益率(PER)10.3倍、大和総研予想ベースで同9.4倍と、類似企業 の平均である15-16倍を下回る。依然として割安感がある」とした。

コナミ(9766):ゲームソフト手コナミがソニーの次世代家庭用ゲーム機 「プレイステーション3(PS3)」向けに人気シリーズの最新作となる「メタ ルギア ソリッド4」を開発中であることが明らかになった。ソニーが16日(米 国時間)開催したPS3のお披露目会見で映像デモが公開された。

「メタルギア ソリッド」シリーズは1998年に第1作が発売されてから 2005年3月までの累計販売本数が全世界で1800万本以上を達成。特に欧米など 海外市場での人気が高く、日本以上に売れているという。コナミにとっては「ワ ールドサッカーウイニングイレブン」や「遊戯王」と並ぶ代表作になっている。

エイブル(8872):アパートやマンションの賃貸仲介を全国展開するエイブ ルの株価動向に注目が集まりそうだ。18日付の日本経済新聞朝刊の報道によると、 エイブルは証券仲介業に参入する。5月中にも日興コーディアル証券と業務委託 契約を結び、10月からの業務開始を目指す。エイブルが持つ約550店の店舗網 を利用し、顧客であるアパートなどの家主に株や投資信託の販売を仲介する。不 動産仲介での顧客基盤を活用し、周辺事業を拡大し、収益拡大につなげる。

同紙によると、エイブルは顧客から相談を受けるコールセンター業務や投資 セミナーの開催も引き受け一方、株式の売買や資金決済は日興コーディアルが担 当するという。

黒田電気(7517):電子部品・機械販売の黒田電気の株価動向に注目が集ま りそうだ。18日付の日経金融新聞は、黒田電気の2005年3月期連結営業利益が 前期比約40%増の70億円と従来予想を2億円上回り過去最高を更新したようだ、 と報じた。液晶用バックライトフィルムが供給先のシャープとの取引で伸びたほ か、自動車向けの電子部品も堅調に推移したことが寄与したとしている。

同紙によると、売上高は同19%増の1360億円と会社予想の1340億円を上 回ったが、特別損失が拡大したことなどで純利益は同22%増の31億円と予想を 7億円下回ったようだ。

三菱商事(8058):同社は米国際石油資本(メジャー)のコノコフィリッ プスと共同で米国西海岸に液化天然ガス(LNG)の受け入れ基地を建設するこ とで正式合意し、事業会社を17日に設立した。需要が拡大しているLNG事業の 川下分野の強化が狙いで、米政府などの許認可を得て2009年の操業開始を目指 す方針。

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