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ソフバンク株4000円割れ:1-3月営業損失拡大-9カ月ぶり安値(2)

前日に決算を発表したソフトバンクの株価が 下落。一時前日比で3%近く値下がりして大台の4000円を割り込んだ。市場全体 の地合い(取引環境)が悪化するなか、1-3月期の営業損失が拡大したことを受 けて個人とみられる投資家からの売り注文が膨らんでいるもよう。

株価は一時前日比120円(2.9%)安の3980円まで下落した。8日連続の値下 がりになり、年初来安値を更新した。株価は昨年8月10日(3970円)以来の大台 割れで、ほぼ9カ月ぶりの安値を付けた。午前終値は同90円(2.2%)安の4010 円。売買代金は111億円と東証1部2位。

ソフトバンク株の下落について市場は「前日の決算発表での赤字拡大を受けて、 インターネットを通じて取引をする個人投資家が見切り売りをしているようだ」 (小林治重・丸和証券調査情報部長)とみている。

10日発表した前期(2005年3月期)の第4四半期(1-3月期)決算は、本 業の儲けを示す営業損益が110億円の赤字(前年同期は88億8000万円の赤字)に 拡大した。昨年12月開始の固定電話の顧客獲得費用が膨らんだ。ADSL(非対 称デジタル加入者線)は四半期で初の営業黒字に転換し、全体の赤字は縮小した。

決算会見で孫正義社長は、今期(2006年3月期)収益について営業黒字を確 保することを確約した。このため「収益の先を読めば売られる要因はないがこの日 はほぼ全面安と全体の取引環境も良くなく、売り注文が膨らんでいる」(丸和証・ 小林部長)としている。

ゴールドマン・サックス証券の安藤義夫アナリストは11日付で、ソフトバン クをインターネットセクターから通信セクターに移管して、投資評価をアンダーパ フォーム(インターネットセクターのときはインライン)にした。

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