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ヤフー株下げ続く:浮動株指数で、収益勢いも落ちる-連続年初来安値

インターネットポータル(玄関)サイト運営最 大手ヤフーの株価下落が続いている。この日も一時前日比で3%弱の値下がりとなり、 4日連続で今年の最安値を更新している。収益拡大の勢いが落ち着くなかで、東京証 券引所が先月末に発表した浮動株(実際に市場で取引されている株式)指数の基準を 受けた売り注文が重なっている。

株価は一時前日比6000円(2.6%)安の22万2000円まで下げた。9日連続の値 下がりになり、先週末から年初来安値を更新し続けている。株価は昨年8月10日 (22万2000円)以来ほぼ9カ月ぶりの安値になる。午前終値も同6000円安の22万 2000円。

ヤフー株の値下がりについて市場は「収益面でのサプライズがなくなり、ヤフー にとってはそれがネガティブサプライズになっている」(合田泰政・メリルリンチ日 本証券アナリスト)とみている。

4月20日に発表した第4四半期(1-3月期)決算は、連結純利益が前年同期 比で34%増加した。だた、前年の第4四半期の純利益は2.2倍に拡大しており、収 益の規模が大きくなるに従って伸び率は縮小してきている。合田アナリストは過去の ような収益の急拡大がないヤフー株の投資評価を、一貫して「売り」にしている。

さらに東証が4月28日に発表した東証株価指数(TOPIX)の浮動株化に向 けた各銘柄の浮動株比率はヤフーが0.20になった。親会社ソフトバンクや米ヤフー の持ち株が多いヤフーは、新しいTOPIXでは指数への寄与度が低下する公算が大 きく、そうした見方を背景にした売り注文も断続的に出ている。

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