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オリンパスの株価が安い、リストラ策不十分との声-2000円割れも

オリンパスの株価が安い。2005年3月期に最終 赤字に転落した同社は10日、業績を圧迫している映像事業のリストラ策を発表したが、 不十分との見方が強いもようだ。午前の遅い段階では、一時前日比55円(2.5%)安 の2125円まで下落した。

この日は相場全般が下げるなかで同社株も小安く寄り付いた。取引開始後の約1 時間はもち合いの展開となったが、その後、一段安となっている。

野村証券金融経済研究所の森貴宏アナリストは、オリンパスのデジカメ事業の問 題点について「製品力、ブランド力が落ちて単価下落を招き、収益が悪化した。製造コ ストの削減で、単純に回復でき解決できる問題ではない」と指摘。会社側は収益改善策 として映像事業で4000人規模の人員削減や工場の統廃合を実施すると発表しているが、 「より抜本的な改善策が示されるまでは、株価を積極的に評価するのは難しい」と分析 する。

森アナリストは、オリンパスの株価見通しについて「医療事業だけで2000円程 度は評価できるが、映像やその他事業の不透明感があるため、同水準からさらに下げる 可能性もある」と語った。

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