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きょうの【注目株】コマツ,OLC,東芝,ソニー,コニカミノ,ダイエー

10日の【注目株】は以下の通り。

コマツ(6301):建機メーカー世界2位のコマツの株価に注目が集まりそう だ。9日発表した2005年3月期の連結純利益は前の期と比べて2.2倍の590 億円と、会社や市場の予想を超えた。2006年3月期も前期比22%増の720億円 と2期連続で過去最高益を更新する見通しで、アナリスト予想平均528億円を上 回っている。世界的な建機・鉱山機械のおう盛な需要が続いており、2006年3 月期も北米やインドネシアを中心に販売拡大を見込む。売上高は前期比5.9%増 の1兆5200億円、営業利益は同20%増の1220億円、税引き前利益は同6.4% 増の1050億円を目指す。鋼材価格の上昇は値上げとコスト削減で補い、差し引 き22億円の増益につなげたい考えだ。

オリエンタルランド(4661):今3月期業績は、減収減益だった05年3 月期から一転して増収増益に転換する見通し。20周年の反動で減少したテーマパ ークの入園者数が増加するとみている。また、5期連続となる増配も発表した。

売上高は前期比4.7%増の3466億円、営業利益は同6.8%増の369億円、 経常利益は同5.8%増の326億円、純利益は同12%増の192億円を見込んでい る。東京ディズニーランド(TDL)と東京ディズニーシー(TDS)両テーマ パークの入園者数は同1.9%増の2550万人、パーク内の1人当り売上高は 9160円が前提。新アトラクションとして7月にはTDS内にローラーコースタ ータイプの「レイジングスピリッツ」がオープンする。配当は中間、期末とも20 円で年間では40円(05年3月期は35円)を計画している。

ソニー(6758)、東芝(6502):次世代DVD(デジタル多用途ディス ク)の規格の統一に向けて話し合いを進めているソニー、東芝陣営は9日、ソニ ー側の光ディスク構造に東芝のソフト技術を組み合わせ、新規格とする方向で最 終調整に入った、と報じた。東芝側がディスク構造で譲る形となるとしている。 ただ、東芝側は製造コストなどを吟味したうえで受け入れを判断するという。両 陣営は早ければ来週にもそれぞれのメンバーに統一案を打診すると伝えている。

コニカミノルタホールディングス(4902):10日付の日本経済新聞朝刊の 報道によると、コニカミノルタホールディングスは、2008年度までに約300百 億円を投資して液晶表示装置(LCD)の主要材料である偏光板用フィルムの生 産を倍増する。兵庫県神戸市に今年10月に新工場が完成するほか、来年秋の完 成に向けて新たな工場建設にも着手する。2年後をめどに生産能力を従来比2倍 の年間1億2000万平方メートルに引き上げる。液晶テレビ向けなどの需要拡大 に対応し、投資を積極化する。

ダイエー(8263):10日付の日本経済新聞朝刊の報道によると、産業再生 機構の下で再建中のダイエーは2008年2月期までに、本体とグループ73社の 従業員の23.8%に相当する4375人を対象に人員削減を行う。産業活力再生特 別措置法(産業再生法)で9日に認定された事業再構築計画で明らかになったも ので、店舗閉鎖については、地域経済に配慮して昨年末にまとめた通りの53店 舗以内にとどめる計画という。

モスフード(8153):9日、1単元の株式数を1000株から100株に引き下 げると発表した。投資単位の引き下げで、投資家層の拡大と株式の流動性向上を 図る。9月1日付で実施する。

同時に発表した2005年3月期の連結業績は、減損会計の早期適用で113億 円の特別損失を計上することで、純損益は73億円の赤字となった。売上高は前期 比1%増の593億円、経常利益は4%増の26億円だった。今期の連結純利益は 15億円の見通し。

日本マクドナルドホールディングス(2702):既存店売上高が順調に推移 したことから2005年1-3月連結業績(第1四半期)の売上高は前期比8.8% 増の821億円、営業利益は79%増の30億円と増収増益を達成した。今12月通 期業績は据え置き、売上高は前期比6.2%増の3270億円、経常利益は同28%増 の93億円、純利益は同41%増の52億円を見込んでいる。

1-3月期の既存店売上高は前年同期比6.9%増と、6四半期連続で前年同 期を上回った。2月が前年同月比2.9%減と苦戦したものの、1月は同12.1% 増、3月も同11%増といずれも好調だった。会見の席で原田永幸・会長兼社長兼 最高経営責任者(CEO)は、50周年記念のキャンペーンの効果や「朝6時半開 店の店が1800店を超えたことも貢献した」と説明した。

ブックオフコーポレーション(3313):9日、2005年3月期の連結業績予想 を上方修正し、純利益予想を前期比59%増の14億円(従来予想11億円)に引 き上げた。販売好調に加えて、新規出店コストの抑制、有価証券売却益の計上が 業績拡大につながる見通し。連結売上高は前期比10%増の379億円(従来予想 375億円)、経常利益は28%増の25億円(同24億円)にそれぞれ引き上げた。

ワコム(6727):コンピューター入力用タブレット最大手のワコム(JA SDAQ上場)の株価動向が注目される。同社は9日、2005年3月期の連結業 績の利益見通しを上方修正、同時に期末配当の1000円から2000円への増額を 発表した。前期は記念配1000円を加えて2000円だった。

連結純利益は昨年11月に発表した従来予想を11%増額し9億4000万円 (前期比60%増)、タブレットの新製品の売れ行きが好調だったことや経費の削 減で経常利益は3.9%増額し18億5000万円(同11%増)をそれぞれ見込む。 一方、コンポーネント関連の大型受注の出荷が遅れたことから売上高は4.1%減 額修正し176億円(同6.9%増)となる。

ブリヂストン(5108):タイヤ大手のブリヂストンが9日取引終了後に発表 した、2005年1-3月期(第1四半期)の連結純利益は前年同期比6.8%減の 261億円だった。主力のタイヤ部門の売上高は増加したものの、原油などの原材 料価格の高騰が利益を圧迫した。営業利益は6.6%減の440億円。一方、売上高 は7.9%増の6039億円だった。欧州を中心に売り上げが好調だったものの原材 料の高騰で売上原価が前年同期に比べ10%増となり、営業利益では減益となった。

6月中間期連結業績見通しは前回発表の会社予想を上方修正した。売上高は 前回予想比3.3%増の1兆2400億円、純利益は16%増の930億円、営業利益 は22%増の780億円をそれぞれ見込んでいる。天然ゴム価格などが当初の見通 しより低めに推移することが業績見通しの引き上げ要因だとしている。

イビデン(4062):ICリードフレームや排ガス浄化装置(DPF)製造 に強みを持つイビデンの株価動向が注目される。同社が9日発表した2005年3 月期通期業績では連結純利益が66%増の121億円、2006年3月期も34%増の 162億円と好調を持続する見通しだ。今期の売上高はディーゼル車向け排ガス浄 化装置(DPF)や携帯電話やコンピューター向けパッケージ基板などが好調で 11%増の2750億円。経常利益は32%増の286億円の見通し。

店舗流通(3351):飲食店経営者用サポート会社の店舗流通ネット(大証ヘ ラクレス上場)の株価動向に注目が集まりそうだ。同社の株価は9日の取引時間 中に上場来高値(分割換算)を更新した。株価は、一時前営業日比2.0%高の90 万4000円まで買い進まれる場面もあった。午後の取引ではやや軟調な展開なっ たものの株価は既に昨年末の終値と比べて約2.5倍まで上昇している。

スターツ(8805):不動産の売買および賃貸、管理を行うスターツの株価動 向に注目が集まりそうだ。10日付の日本経済新聞朝刊は、同社が低コストで施工 が可能なマンションの免震工法を開発し、この工法を採用した第1号物件の建設 を4月に都内で開始した、と報じている。同社の試算によると、従来の工法では 免震構造マンションの建築コストは2割以上多くなるが、今回の工法では5%程 度の増加で済むとしており、また工期も短くなるという。耐震性の高い賃貸マン ションの建設を計画している土地所有者に売り込むとしている。同社は現在、免 震構造の賃貸マンション建設を24棟受注しており、今後も受注増加を目指すと 伝えている。

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