コンテンツにスキップする

UFJ投信:6月に「好配当利回り株ファンド」を設定、年4回分配に

UFJパートナーズ投信は6月に、日本株の 中で配当利回りの良好な銘柄に投資する「日本好配当利回り株オープン(3カ月 決算型)」を新規設定する予定だ。配当収入(インカムゲイン)への関心が高く、 安定的、定期的に収益を得たい投資家の意向にもこたえるため、決算期を3カ月 ごとに設け、ファンドの収益を年4回にわたって分配していく。同投信がこのほ ど、関東財務局に提出した有価証券届出書で明らかになった。

「日本好配当利回り株オープン(3カ月決算型)」は、設定後の購入が可能 な追加型商品。当初の販売は5月16日から6月6日まで、UFJ信託銀行が行 う。ファンドの設定、運用開始日は6月7日。当初の募集上限額は500億円で、 申し込み単位は1口1円。投資家が購入の際にかかる費用は、申し込み金額の上 限2.1%(消費税含む)の手数料があり、運用開始後は純資産総額に年率1.05% を乗じた額が信託報酬としてかかる。

同ファンドの投資対象は、主に東京証券取引所1部の上場銘柄で、2部市場 やジャスダック上場の銘柄にも投資するケースがある。原則的に、予想配当利回 りが市場平均以上の銘柄に選別投資する仕組み。

銘柄選定に当たっては、東証1部銘柄の場合、配当の実現性や財務の健全性 を分析した上で、調査対象を600銘柄から800銘柄程度に絞り込み、さらに配当 利回りの高さやPER(株価収益率)、PBR(株価純資産倍率)など割安度を 測る投資指標も活用して組み入れ候補銘柄を200銘柄から300銘柄程度とする。 実際には、80銘柄から120銘柄程度に投資していく方針だ。

また、決算は毎年1月、4月、7月、10月の各7日に4回設けた。組み入 れ銘柄の配当収入などを基に、安定した分配を目指し、基準価額の水準によって は、組み入れ銘柄の値上がり益などを考慮した分配金の上乗せが行われる場合も あり得る。

類似ファンドに見る組み入れ候補

UFJ投信ではこれまでも、配当利回り水準の高い日本株に投資するファン ドを複数設定し、運用中の商品もある。2002年から3回設定された「ストック インカム」シリーズもこれに該当し、02年、03年に設定されたファンドはそれ ぞれ、基準価額が当初元本1万円に対して1万2000円を超えたため、ファンド の規定に照らして繰り上げ償還されている。

昨年12月に設定された「ストック・インカムファンド3(半年決算型)」は 現在も運用中で、2日時点における基準価額は、ブルームバーグ・データによる と1万979円。

2000年3月から運用を開始しているUFJパートナーズ日本株セレクト・ オープンのうち、「日本インカム・ファンド」も配当利回りが市場平均を上回る 銘柄が投資対象だ。直近公表されている4月22日時点の週間リポートを見ると、 設定来のTOPIXが34%下落しているのに対し、ファンドの基準価額は支払 い済みの分配金を加算したベースで92%上昇している。

両ファンドの4月22日時点における組み入れ業種の上位を見ると、電気・ ガス、卸売り、建設、小売り、情報・通信など。個別銘柄の組み入れ上位には、 東燃ゼネラル石油や昭和シェル石油、ソトー、エイベックス・グループ・ホール ディング、ニフコ、菱洋エレクトロ、ニプロ、和泉電気、日本郵船、日本オラク ル、サンゲツなどが入っている。

一方、「ストック・インカムファンド3」「日本インカム・ファンド」はとも に決算日は年2回。その点で、今回新規設定される「日本配当利回り株オープン」 の年4回の決算は、特徴的な商品と言えそうだ。

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中 LEARN MORE