グッドイヤーなど米企業、セカンドリーン・ローン利用が増加

タイヤメーカーのグッドイヤー・タイ ヤ・アンド・ラバーや化粧品のレブロンなど米企業で、いわゆるセカンドリ ーン・ローン(2番抵当融資)と呼ばれる高金利融資を通じた借り入れが増 えている。

米信用格付け会社スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)のデータ によれば、昨年銀行が取り扱ったセカンドリーン・ローンは120億ドル(約 1兆2800億円)に達し、2003年のほぼ4倍となった。クレディ・スイス・ ファースト・ボストン(CSFB)のシンジケートローン(協調融資)責任 者、ドナルド・ポラード氏は、今年もセカンドリーン・ローンは伸びている と指摘している。

S&Pによれば、セカンドリーン・ローンは一般的に優先債務の2倍の 利率となる。オルタナティブ投資を求める投資信託やヘッジファンドが投資 対象とする一方で、株式発行やベンチャーキャピタルを通した資金調達が借 り手にとって割高だったり、不可能な場合、セカンドリーン・ローンが利用 されることが多い。

CSFBによれば、2004年に同社が扱ったセカンドリーン・ローンは全 体の約2割。CSFBに続く2位が米ゴールドマン・サックスとなったもよ うとしている。

自動車最大手の米ゼネラル・モーターズ(GM)の赤字見通しや、米連 邦公開市場委員会(FOMC)声明がインフレ圧力の高まりに言及したこと を受け、債券は大きく売られているが、今月もセカンドリーン・ローン需要 は堅調が続いている。

グッドイヤーは先週、12億ドルのセカンドリーン・ローンを調達。利率 はロンドン銀行間出し手金利(LIBOR)を2.75ポイント上回る水準とな っている。昨年、最大規模のセカンドリーン・ローンを調達したのはレブロ ン傘下のレブロン・コンシュマー・プロダクツ。米シティグループから2010 年満期、LIBORを6ポイント上回る利率で8億ドル借り入れた。

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