超大型原油タンカーの供給、05年の需要に大幅不足の恐れ

海運輸送コンサルタント、マキリング・サ ービス(本社:ニューヨーク)は24日付の調査文書で、今年の超大型原油タンカ ー(VLCC)は、新規船舶の引き渡しが予定されているものの、需要を満たす には十分でない可能性があると指摘した。

同社はこのなかで、VLCCの数を全体で456隻とすると、91隻相当が不 足する恐れがあると指摘。保守・点検作業の遅れや悪天候、物理的に一部タンカ ーの最適な配置が難しいことから、今年はVLCC部門の運搬総量が最大で26% 減少する可能性があるという。

ニューヨークに本拠を置くコンサルタント会社、ガーデン・シティは「2004 年のVLCC部門は、使用できる船舶数が不足していたようだ。こうした状況は 2005年も引き続き見られるだろう」と述べた。VLCCは200万バレル積みの 原油を運搬するタンカー。アラビア湾―日本間のレートは11月、1日当たり過去 最高の25万ドル(約2661万円)に達した。

世界2位のタンカー保有会社、フロントラインによると、このレートは損 益分岐点の約10倍にあたるという。

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