東芝に89.4億円の懲罰的賠償金支払い命じる、米レクサーに-陪審

東芝がフラッシュメモリー(電気的に一 括消去・再書き込み可能なメモリー)技術の共同開発をめぐる合意に違反した として、米レクサー・メディアが起こしていた訴訟で、カリフォルニア州裁判 所の陪審は24日、東芝に対し、レクサーに8400万ドル(約89億4000万 円)の懲罰的賠償金の支払いを命じる評決を下した。

同陪審は23日、東芝に対し、レクサーに3億8140万ドル(約400億 円)の賠償金を支払うよう命じる評決を下しており、これで賠償金の合計額は 4億6540万ドルに上る。この額は今年、陪審が企業に課した賠償金額として は3番目の規模となる(ブルームバーグ調べ)。

レクサーの弁護士、マット・パワーズ氏は「今回、陪審が4億6540万ド ルの賠償金支払いを命じる評決を下したことは、東芝のような企業に対し、適 切な倫理規定に基づいた経営を行うよう求める強いメッセージになった」と語 った。

23日の賠償金のうち5870万ドルの支払いを命じられた東芝傘下、アメ リカ・エレクトロニック・コンポーネンツ(AEC)の広報担当リサ・ネメッ ク氏からのコメントは得られていない。

カリフォルニア州裁判所の陪審は23日、東芝が共同開発をめぐる1997 年の合意に違反したと認める判断を下していた。

レクサーの株価は24日、前日の3.15ドルからほぼ2倍の6.32ドルに 急騰した。

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