東芝に400億円の賠償命令評決-メモリー技術めぐる米加州の訴訟で(

東芝がフラッシュメモリー(電気的に一括 消去・再書き込み可能なメモリー)技術の共同開発をめぐる1997年の合意に違 反したとして、米レクサー・メディアが起こしていた訴訟で、カリフォルニア 州裁判所の陪審は23日、東芝に対し、レクサーに3億8140万ドル(約400億 円)の賠償金を支払うよう命じる評決を下した。

賠償請求の内訳は東芝が3億2270万ドル、同社傘下アメリカ・エレクトロ ニック・コンポーネンツ(AEC)が5870万ドル。レクサーは10億ドル超の賠 償金支払いと、レクサーの技術を利用した東芝製品に対する販売差し止め命令 を求めていた。

レクサーの株価は、評決発表後の時間外取引で終値に比べ48%上昇し、

4.68ドルに達した。23日の終値をベースにすると、賠償金額は同社の株式時価 総額(2億5100万ドル)を上回った。

AECの広報担当リサ・ネメック氏は、取材要請に対してコメントを寄せ ていない。評決を受けて東芝は24日、「陪審員の審議が継続中であるため、現 時点ではコメントを控える」(大森圭介広報室長)としている。

レクサーの法律顧問エリック・ウィタカー氏によると、24日には懲罰的賠 償金を決める審理が予定されている。

--共同取材:Karen Gullo

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