リスクモンスター株:初値は224万円、公開価格の4倍に-上場2日目

大証ヘラクレス市場に23日新規上場した 与信管理情報サービスのリスクモンスター(東京・千代田区)は24日午後、株 式の売買取引が成立した。初値は224万円となり、公開価格55万円の約4倍 に急騰した。

公開価格に対する初値上昇率では、2月10日に上場したデジタルスケー プ(同4.6倍)、3月16日に上場したネクステック(同4.3倍)に次ぎ、今 年3番目の急上昇となった。公開株式数が2550株と極端に少なく、需給面から 株価が上昇しやすいことを狙った買いが入ったようだ。上場初日は109万円の 買い気配のまま、取引を終えていた。

同社は24日、109万円、差し引き2448株で買い気配スタート。その後 も気配値を切り上げ、午後2時12分ごろに取引が成立した。午後2時23分現 在の出来高は約2900株。公募は2000株、売り出しが550株だった。主幹事 は新光証券が務めた。

IPO動向を調査している民間調査会社マーケット・ウォークの鮎川良代 表は「公開株式数が極端に少なく、値が飛びやすいことを狙った買いが入ってい る。直近でガンホーオンラインなど、値がさで品薄の銘柄が上昇していたので連 想が働いたようだ」と指摘する。

同社は、取引先の与信情報を入手したい企業に、インターネット経由で倒 産リスクなどの情報を提供している。日商岩井(現双日ホールディングス)の審 査部に在籍していた杉山和彦会長と、菅野健一社長が2000年に設立した。

主要株主である信用調査会社、東京商工リサーチなどが蓄積した国内企業 約170万社の与信情報をデータベース化し、倒産確率の低い「A」から、倒産 確率の高い「F」まで6段階に格付けしている。04年9月中間期の企業会員数 は1759会員。

同社が2月21日に発表した05年3月期の単独業績予想によると、企業の 経営合理化などを背景に、会員数が順調に拡大し、売上高は前期比30.8%増の 8億2798万円、経常利益が同96.8%増の1億6676万円、純利益は同3.3% 減の1億4702万円をそれぞれ見込む。1株当たり純利益は1万1582円96銭 を予想している。上場時の発行済み株式数は1万2693株。

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