独シエーリングが大幅安-開発中の大腸がん治療薬に効果薄との結果

ドイツの医薬品大手、シエーリングの株 価が一時、前週末比で15%下落し、ここ15年余りで最大の下げ率となった。 同社が10億ドル(約1052億円)を超える売上高を見込んで開発中の大腸がん 治療薬が臨床試験で腫瘍拡大を防ぐ効果がないとされたことを受けた。

フランクフルト時間午前10時26分現在、シエーリングの株価は前週末比

7.98ユーロ安の50.58ユーロ。一時は49.95ユーロまで下落し、少なくとも 1989年以来では最大の下げを記録した。

シェ-リングと同治療薬の共同開発を行っているスイス医薬品のノバルティ スはこの日、欧米の規制当局に対する同薬の承認申請を両社が2007年初頭まで 延期すると発表した。当初は今年の下期(7-12月)に予定されていた。

一方、大腸がん治療薬「アバスチン」を既に昨年から販売しているスイスの 製薬大手ロシュ・ホールディングの株価は、一時、前週末比4.1%高となった。

チューリヒ時間午前10時24分現在、ロシュの株価は4.9スイス・フラン (4%)高の127.6フラン。ノバルティスは1.2フラン(2.1%)安の55.05 フラン。

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