きょうの【注目株】:ライブドア、アドテスト、ダイエー、古河電工

14日の【注目株】は以下の通り。

ライブドア(4753)、ニッポン放送(4660)、フジテレビジョン (4676)ライブドアによるニッポン放送が行う新株予約権の発行差し止め仮処 分申請で、東京地方裁判所は11日夕方、新株予約権は不公正な発行に当たると し、発行差し止めを命じる決定を下した。ニッポン放送は決定を不服として直ち に東京地裁に保全異議の申し立てをしたものの、一方でライブドアとフジ・サン ケイグループが協議を模索する動きもみられるなど、ニッポン放送の経営権獲得 をめぐる動きは、司法の判断から、当事者の話し合いによって解決する可能性も 出てきたようだ。

アドバンテスト(6857):同社は11日、2005年3月期の連結純利益を従 来予想の430億円から390億円へ9.3%下方修正した。デジタル景気の変調や IT(情報技術)関連製品の在庫調整による半導体メーカーの設備投資抑制が継 続しており、半導体試験装置などの売り上げが従来予想を下回る見込みとなった ため。通期の売上高は2500億円から3.6%減額し2410億円の見通し。丸山利 雄社長は11日の会見で「第3四半期の売上計画は500億円だったが、74億円 ショートしていた。1-3月で挽回できるとみていたが、できなかった」と語っ た。

ダイエー(8263):13日付の朝日新聞朝刊は、ダイエーの経営再建を支 援する丸紅と投資ファンドのアドバンテッジパートナーズが北海道にあるダイエ ー子会社の食品スーパー19店を地元のスーパー大手アークスに売却する方向で 交渉入りすると報道した。直営総合スーパー11店についても閉鎖する可能性も あるとしている。

古河電気工業(5801):11日、重点事業への投資資金を調達するため、 200億円の増資を行うと発表した。劣後株式を400万株発行し、全額をみずほ 証券が引き受ける。また、2006年度末に5000人体制としている人員削減計画 を、2年前倒して今年4月末までに実現するほか、株式・不動産などの売却で有 利子負債の削減を進める。有利子負債は2004年度だけで850億円を削減し、 負債総額は5000億円以下になる見通し。

キヤノン(7751):11日の取引では一時5650円まで上昇、04年7月以 来、約8カ月ぶりの高値水準に戻した。毎年恒例の社長会見が10日開催され、 収益性を維持しつつ事業規模の拡大を図る「健全なる拡大」政策が順調に進ちょ くしていることが確認できたことが好感されているようだ。

御手洗冨士夫社長は10日、2010年12月期まで売上高純利益率10%を維 持しながら連結売上高で5兆円の規模を目指す方針を説明。翌11日には、メリ ルリンチ日本証券や、ゴールドマン・サックス証券、ドイツ証券などが前向きな 評価を行った。

コンビニ株:コンビニエンスストア大手企業の株価動向に注目が集まりそ うだ。ブルームバーグ・ニュースが11日までにまとめたコンビニエンスストア 8社の2005年2月売上高(速報ベース)によると、全社の既存店売上高は前年 実績を下回った。全国的に昨年より気温の低い日が続き、客足が遠のいた。決算 期末を控えて値引きキャンペーンを行うチェーンもみられたが、集客には結びつ かず、客単価の低下を招いた。

スミダ(6817):自動車用コイルや液晶用インバーターの需要拡大で、増益 基調への期待が高まっている。スミダは主力のコイル事業の販売が、自動車、液 晶、携帯電話向けを中心に順調に伸びている。

新光証券の井川義規アナリストはスミダについて「自動車用コイルでは、国 内市場では新規顧客向けのABS(アンチロック・ブレーキ・システム)、燃料 噴射用コイルの増加が期待される。液晶用インバーターも中期的に増加が予想さ れる」とし、「引き続き同業他社を上回る伸びが期待される」と評価している。 井川氏のスミダの投資評価は5段階中で2番目に高い「2+」。新光証券はスミ ダの2005年12月期の連結純利益は前期比65%増の30億円を予想している。

住商情報システム(9719):同社は11日取引終了後に2005年3月期連 結純利益予想を9月中間決算時の前回予想比25%減の30億円に引き下げた。 前期実績との比較でも25%減少となる。同社によると、予定していた案件の着 手の遅れや、今期に見込んでいた検収案件の来期へのずれ込みなどで売上高が減 少したためとしている。また、追加コスト発生や採算悪化の案件が発生したこと も下方修正の要因に挙げている。

同時に、売上高は前回予想比9.7%減の700億円、経常利益は同26%減の 48億円にそれぞれ減額した。一方、今期期末配当については予定の13円(年 間26円)を維持するとしている。前期実績は年26円。

マクニカ(7631):半導体・電子部品商社のマクニカの株価動向が注目さ れる。同社は11日、粗利益率の低い商品の売り上げ比率が拡大したとして 2005年3月期通期業績見通しを下方修正し、連結純利益は19億円(従来予想 は28億8000万円)となると発表した。

経常利益の見通しは37億5000万円(同52億円)に減額した。売上高も 1185億円(同1200億円)と小幅ながら減額した。

タイヨーエレック(6429):パチンコ機やゲーム機などの製造販売を手が けるタイヨーエレックの株価動向が注目される。同社は11日、3月に予定して いた新機種の発売が4月にずれ込んだため、2005年3月期単体の通期業績見通 しを下方修正し、純損失が従来予想よりも18億円拡大し43億円の赤字となる と発表した。

同社はすでに4日付で売上高を従来予想の150億円から82億円へ下方修 正すると発表していたが、11日にはこの売上高の減少の影響により利益も減額 されることを明らかにした。経常損失も従来予想の5億2000万円の赤字から 23億円の赤字に下方修正した。

オリジン東秀(7579):総菜や弁当などの製造・販売をするオリジン東秀 の株価動向に注目が集まりそうだ。12日付の日本経済新聞朝刊は、オリジン東 秀の2006年3月期連結経常利益が今期予想比18%増の35億円程度になりそ うだ、と報じた。品ぞろえ拡充により既存店販売が堅調に推移するとしているほ か、積極的な出店策で売上高が増加することを見込んでいる。また、店舗数の拡 大で自社工場の稼働率が高まることから原価低減となることも利益増に寄与する という。

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