BOAとUBS証券:原油相場見通しを上方修正-米中の需要拡大で

米バンク・オブ・アメリカ(BOA)証券 とUBS証券のアナリストらは、2007年までの原油相場見通しを上方修正する とともに、米中の需要がサウジアラビアなどの産油国の生産能力を超えるとの見 方を示した。

BOA証券のダニエル・バーセロ氏は指標となるWTI(ウエスト・テキ サス・インターミディエート)相場の見通しを2005年は7.1%引き上げて1バ レル=45ドルとし、06-07年は38ドルと8.6%引き上げた。UBS証券のア ナリスト、ウィリアム・フェザーストン氏は05年の見通しを44バレルと、 29%上方修正し、06、07年の見通しをそれぞれ37%、40%引き上げた。

バーセロ氏は4日付の顧客向け文書で、「継続的な原油市場のひっ迫、需 要が伸びる状況、短期的にみた石油輸出国機構(OPEC)加盟国および非加盟 国の限られた生産能力によって、現在の需要サイクルが延長され、それに伴う原 油高が2007年まで続くと予想する」と述べた。

バーセロ氏は世界全体の原油需要がことし2.2%増の日量平均8430万バ レルになるとの見通しも示した。2006年は同8580万バレルと、1.8%の増加 を予想している。

また同氏は16日のOPEC総会について、生産枠は据え置かれる可能性 が高いと指摘。OPECは「需要が伸びる状況が続き、世界全体の生産余力が乏 しいままである限り」、WTI相場を1バレル=40ドルを上回る水準に維持す るよう生産を「非公式に管理する」可能性が高いとの見方を示した。

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