2月は新型ヴィッツがいきなりトップ、2位カローラ-新車販売(4)

日本自動車販売協会連合会(自販連)が4日 発表した2月の国内新車販売ランキング(軽自動車を除く)によると、同月1 日に発売されたばかりのトヨタ自動車の小型車、新型「ヴィッツ」が1万5165 台と一気にトップへ躍り出た。新型ヴィッツは6年ぶりのフルモデルチェンジ (全面改良)で、前年同月の旧モデルに比べ約3倍の伸びとなった。

自販連によると、ヴィッツが1位を獲得したのは2000年7月以来、約4年 半ぶり。前月は30位にも入らないレベル(1714台)だった。トヨタは2日、 ヴィッツが発売後1カ月で3万1000台を受注したと発表。当初の受注目標1万 台を上回り、好調な滑り出しとなった。新型ヴィッツはデザインをスポーティに 一新し、コンパクトながらゆとりある室内空間を確保したのが特徴で、トヨタに よると、男女を問わず幅広い年齢層の支持を得ているという。

「コンパクトカー」人気、浮き彫りに

2位は同じくトヨタの「カローラ」。前月のトップからワンランク後退し、 前年同月比19%減の1万3811台となった。3位は1月に発売された日産自動 車の小型車「ノート」で1万2678台。4位はホンダの小型車「フィット」で

2.8%減の1万1447台となり、前月の3位から後退した。5位は日産自の小型 車「ティーダ」。1万889台で同2位から3ランクのダウン。

上位車種は首位のヴィッツをはじめ、ノート、フィット、ティーダなど、い ずれも「コンパクトカー」が占め、圧倒的な人気を裏付けた。ミニバンは6位に つけたトヨタの「ウィッシュ」が入るなどにとどまった。上位10社のメーカー 別の内訳は、トヨタが5車種、日産は4車種、ホンダは1車種だった。

コメルツ投信投資顧問の山本平社長は「メーカー各社は小型車開発に力をい れている。デザインも燃費も良くなってきている」と指摘している。

【2月の登録車販売台数】

今月 前月  車名 社名 台数 前年同月比(%) 1 - ヴィッツ (トヨタ) 15,165 (+190.5) 2 1 カローラ (トヨタ) 13,811 (-18.7) 3 17 ノート (日産) 12,678 (--) 4 3 フィット (ホンダ) 11,447 (-2.8) 5 2 ティーダ (日産) 10,889 (--) 6 7 ウィッシュ (トヨタ) 9,143 (-33.6) 7 4 キューブ (日産) 9,121 (-45.8) 8 9 パッソ (トヨタ) 8,998 (--) 9 10 クラウン (トヨタ) 7,628 (-38.3) 10 11 マーチ (日産) 7,487 (-34.8)

--共同取材 藤村奈央子 Editor:Hinoki, Sakihama

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