アッカ・ネット:初値は45万円、公開価格と同じ―ジャスダックに上場

ADSL(非対称デジタル加入者線)サービ スを手がけるアッカ・ネットワークス(東京・千代田区)は4日、ジャスダック 市場に新規株式公開(IPO)した。上場初値は45万円となり、公開価格と同 じだった。

同社株は同日、公開価格45万円の1761株で売り気配スタート。午前9 時4分ごろ、公開価格と同じ水準で取引が成立した。その後は一時、49万 5000円まで上昇している。午前9時35分現在の出来高は約2万株。公募は1 万9000株、売り出しが1万8000株、オーバーアロットメントによる売り出し は5550株。

水戸証券・投資情報部の岩崎利明課長は、初値が公開価格と同じだったこ とについて、市場からの資金吸収額が約190億円と比較的に多額であったこと から「需給面から初値は上昇しなかった。また、類似企業と比較して公開価格に 割安感はなかったことも影響した」という。

同社は、ADSL事業者。インターネット接続事業者向けに回線を卸売り する。加入回線数では、ソフトバンクBB、NTT東日本、NTT西日本、イ ー・アクセスに次ぐ国内第5位。設備投資負担が響いて赤字が続いていたが、 03年12月期には純利益が約12億円と、黒字に転換した。

同社が2月1日に発表した05年12月期の単独業績予想によると、売上高 は前期比14.4%増の442億2400万円、経常利益が同1%増の25億8500万 円、純利益は同25.7%倍増の35億3300万円をそれぞれ見込む。1株当たり 純利益は2万8678円81銭を予想している。上場時の発行済み株式数は12万 3192株。主幹事は大和証券SMBCが務めた。

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