台湾の陳総統:EUの対中武器禁輸解除、アジアの平和脅かす

台湾の陳水扁総統は1日、欧州連合(E U)が計画している対中武器禁輸解除は、中台間の軍事バランスを崩し、アジ アの平和を脅かすとの懸念を表明した。

陳総統が欧州議会議員と1日に開催したビデオ会議の記録によると、同総 統は「EUが中国に対する武器禁輸を解除すると決めた場合、中台間の軍事バ ランスを崩すことにつながる可能性があり、そうなれば平和と安定にとって明 らかな脅威となるだろう」との見方を示した。同総統によると、中国は台湾を 標的としたミサイルを706基保有しており、毎年120基を追加しているとい う。

3人の米上院議員は1日、ブッシュ大統領との会談後、EUが対中武器禁 輸を解除した場合には、米議会は米欧間の貿易や軍事取引に規制を導入するこ とを検討する考えを明らかにした。

ブッシュ大統領は武器禁輸解除が太平洋の戦略バランスを崩し、米国によ る台湾への安全保障を脅かす可能性があるとして、懸念を表明している。

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