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J.P.モルガン:ドコモ評価下げ、FOMA鈍い-買いから中立へ(2)

J.P.モルガン証券の勝間和代アナリストは22 日、NTTドコモの投資評価を「オーバーウエイト」(買い)から「ニュートラル」 (中立)に引き下げるとのリポートを作成した。第3世代携帯電話(3G)「FOM A」の本格的な立ち上がりによる収益回復を予想していたが、想定以上の値下げでビ ジネスモデルにきしみが生じているとしている。

勝間アナリストはリポートで、ドコモの評価を開始した1年前の段階では、FO MAの立ち上がりによる「1加入者当たりの平均月間収入」(ARPU)、およびシ ェアの回復を想定していたと前置きした。そのうえで、家族割引の強化などドコモが 予想以上の値下げを実施しており、「高性能端末で契約者をひきつけて通話とデータ ARPUで回収するという仕組み」が働かなくなっていると指摘した。

もう1つの見込み違いとして勝間氏は、おサイフケータイとテレビ電話を挙げて、 新規の収入源と期待していたが「当面の端末の品ぞろえやサービスは新しい市場開拓 を行えるほどの力強さには欠ける」とも記した。

こうした見方から今後の業績については「緩やかに減益する」と予想した。来期 (2006年3月期)の営業利益は今期予想比で3.3%減益(これまでは4.2%増益)に 下げた。今期の営業利益予想も引き下げている。想定株価については28万6000円か ら19万4000円に下げた。

ドコモ株は、前日比1000円(0.6%)安の17万8000円(午前9時45分)。

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