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麻生総務相:ソフトバンク含め要望複数、周波数1.7GHz-「比較対照」で

麻生太郎・総務相はブルームバーグ・ニュースの インタビューで、携帯電話事業に必要な周波数として新たに1.7ギガヘルツ(GHz)帯 を用意する方針を示した。この周波数帯は新規参入希望者や既存事業者が配分を希望 しているとして、各社の経営体力などを比較対照して総務省として割当先を決めると した。

携帯電話周波数をめぐっては、ソフトバンクが効率のいい800メガヘルツ(MHz) を要請した。これに対して総務省は、この周波数はNTTドコモとKDDIがすでに 使用しており、2012年までの再編の過程で他社に振り分けることは困難と結論付けた。

麻生総務相もインタビューで、800MHzについてソフトバンクに限らず「なんであ ろうとない」と述べ、理由については簡単で空きがないこととした。そのうえで「総 務省としては1.7GHzをあけるが、ソフトバンク以外にKDDIやボーダフォンからい ろいろきている」と語り、複数の事業者がこの周波数を要望していることを示した。

1.7GHzの配分の仕方は、会社の内容、実績といった点や事業を継続できる財務内 容といった面について「比較対照する。英語で言えばプレゼンテーション」で決める とした。周波数の配分方式としての価格競争入札については、価格が急騰した英、独 などの失敗があることから否定的な考えを示した。

また、配分を何社にするかといった点については、事前には決めていないことを 明らかにした。割り当ての時期については年内でなるべく早くという期限を示した。 総務省はすでに、800MHz再編の議論のなかで、こうした方針の大枠を策定している。

--共同取材 東京 柿崎元子、ティム・ケリー、若尾藍子 Editor : Murotani

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