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楽天:10-12月期純利益21億円、売上高2.3倍-知名度向上が好影響(2)

仮想商店街「楽天市場」を運営する楽天が17日 発表した2004年第4四半期(10-12月)連結決算は、純損益が21億円の黒字(前 年同期は255億円の赤字)に転換した。売上高は前年同期比2.3倍になった。前年の 証券会社の子会社化に伴う大幅な特別損失がなくなったことで黒字に浮上。またプロ野 球への参入で知名度が向上した影響で楽天市場の流通総額が大幅増となったことが大幅 増収の要因となった。

10-12月期の連結売上高は139億円。大幅な伸びとなったのは、DLJディレ クトSFG証券の子会社化に伴い、前年同期には売上計上がなかった金融部門の売上高 が約43億円となったことが要因。それとともにプロ野球参入による楽天ブランドの広 がりから楽天市場の流通総額が大幅に伸び、楽天市場を含むEC事業部門の売上高が前 年同期比80%増となったことも貢献した。

利益面でもEC事業部門が前年同期比で約2倍となったほか、金融部門は新たに 10億7400万円の利益を計上した。これにより、営業利益は同2.4倍の45億9000 万円、経常利益も同2.8倍の47億1000万円と大幅増となった。

特別損益では、前年同期にDLJディレクトSFG証券などの子会社化による連 結調整勘定の償却に伴い特別損失を計上していたが、今回はそうした損失要因がなかっ たため、特別損益が大幅に改善された。四半期ベースでの純損益が黒字となったのは、 第1四半期以来、3四半期ぶり。

04年12月期は、連結売上高は前期比2.5倍の456億円、営業利益は同3.2倍 の151億円、経常利益は同3.5倍の155億円、純損益は143億円の赤字だった。

楽天の株価終値は、前日比200円(0.2%)安の9万9800円。

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