プリヴェチューリッヒ:丸三など独立系証券5社の株式を一気大量取得

関東財務局に14日提出された大量保有報告書 によると、企業再生ファンドのプリヴェチューリッヒ企業再生グループは丸三証券や 水戸証券など独立系証券5社の株式を5%以上取得した。これら証券会社の筆頭株主 の保有比率は2社を除いて6-7%前後と小さく、プリヴェの存在感が一気に高まっ たことになる。

同報告書によると、プリヴェの5社の保有株比率は、水戸証券が5.31%、丸三 証券が5.02%、いちよし証券が5.01%、東洋証券が5.28%、高木証券が5.13%。 発行済み株式数の3%以上を保有する大株主は、会社の意思決定機関である株主総会 の招集や取締役の解任を請求することができる。

5社の2004年9月中間決算期末の預かり資産の合計は4兆5279億円と、みず ほインベスターズ証券の資産(4兆6335億円)に匹敵する。一方、株式時価総額で は2月10日の終値時点で5社合計が約1980億円とみずほの3分の2程度。支店の 数では132店舗と、みずほの2倍強となっている。

プリヴェは企業の再生・再編を手掛けるファンドグループで、前ニューヨーク 市長のルドルフ・ジュリアーニ氏が率いるコンサルティング・投資会社、ジュリアー ニ・パートナーズとアドバイザリー契約を結んでいる。

今回のプリヴェの株式取得の対象になった銘柄には、企業が解散したと仮定した 場合に残余財産をもらえる可能性があるかを見極めるうえで指標となる株価純資産倍 率(PBR)が1倍割れを示していたものも少なくなかった。

水戸証券の10日の株価終値は10円(2.3%)高の449円、丸三証券は10円 (1.4%)高の711円、いちよし証券は27円(2.4%)高の1149円、東洋証券は 1円(0.2%)高の441円、高木証券は6円(1.7%)高の352円。

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