米カイロンに対する正式調査開始、ワクチン工場閉鎖関連で-米SEC

米証券取引委員会(SEC)はインフルエ ンザワクチンを製造する米製薬会社カイロンに対する正式調査を開始した。カ イロンが11日明らかにした。SECは2004年にカイロンが英当局によって同 国のワクチン工場閉鎖を命じられ、米国内のワクチン不足につながった問題に 絡んで調査している。

SECは2004年10月にカイロンが英当局にワクチンの生産停止を命じら れた約1週間後に、非公式の調査を開始していた。同社は発表資料で、調査に 協力していると述べた。

ハワード・ピエン最高経営責任者(CEO)は、英リバプール工場の不備 を改善し、2005-06年のインフルエンザシーズンに間に合わせる方針を示して いる。インフルエンザワクチン「フルビリン」の製造停止で、同社の第4四半 期(10-12月)売上高は前年同期比23%減の4億2860万ドルに落ち込んだ。

カイロンはSECの調査について、通常取引終了後に発表した。11日の株 価終値は前日比1.69ドル(5%)高の35.63ドル。