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米タイム・ワーナーの10-12月期:3四半期ぶり増益へ-4日発表

米メディア大手タイム・ワーナーが4日発表 する第4四半期(10-12月)決算は、3四半期ぶりの増益となる見通しだ。ビ デオ・オン・デマンド(VOD)サービスやデジタル電話サービスの増収が寄与 したとみられる。

調査会社トムソン・ファイナンシャルがまとめたアナリスト16人の予想平 均によれば、純利益は一時項目を除いたベースで7億7800万ドル(1株当たり 16セント)となる見込み。売上高は前年同期比3%増の112億ドルとなる見通 し。

米証券大手リーマン・ブラザーズのアナリスト、ビジェイ・ジャヤント氏に よれば、タイム・ワーナー・ケーブル部門の売上高は10%増の22億ドルとなっ たとみられる。デジタル電話サービスの顧客数は約8万4500人増加し、ケーブ ルテレビ(CATV)顧客1人当たりの売上高の伸びは10%を超えたもようだ。

タイム・ワーナーは先週、CATV最大手の米コムキャストとともに、経営 破たんした米アデルフィア・コミュニケーションズのケーブル資産について170 億ドルの買収案を提示した。投資会社のコールバーグ・クラビス・ロバーツ(K KR)とプロビデンス・エクイティ・パートナーズもこれに対抗する買収案を提 示している。

アデルフィアの資産買収は、タイム・ワーナーがアメリカ・オンライン(A OL)に買収されて以来2年にわたってリチャード・パーソンズ最高経営責任者 (CEO)が進めてきた経営再建策の一貫となる。2002年5月の就任以降、パ ーソンズCEOは、ワーナー・ミュージック・グループなどの資産を売却し、 04年末には債務圧縮目標を達成している。スタインバーグ・グローバル・アセ ット・マネジメントの運用担当者、リチャード・スタインバーグ氏は、パーソン ズCEOについて「経営の立て直しに向けて正しい行動を取っている」と評価し た。

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